◆「飛躍が期待できる素材」を中心に
嫁さんの影響でドラマにはまっています。以前はつられて観ていましたがいまでは「きょうは〇〇がある日やったな」と尋ねる始末。
謎、子育て、不倫、偽り、タイムトラベルなどジャンルが異なりおもしろい。焼酎のお湯割りを呑みながらいい息抜きになっています。
昨年の東京新聞杯は降雪の影響で延期。1週繰り下げて施行された。
長距離輸送が続く厳しい状況下で当欄で中心に推したエキスラエンドは2着に奮闘。
3着にも関西馬のクラレントが頑張り胸が熱くなったものだ。
過去10年で関東馬が6勝と優勢。勝利を挙げた4頭の関西馬のうち3頭はのちにGI馬となっている。
残る1頭、一昨年の勝ち馬クラレントは現在重賞を6つもコレクトしており、西の強豪にとっては印象以上にハードルの高い舞台である。
関西馬を中心に据えるのであれば大いなる飛躍が期待できる素材。そう考えてみた。
フルーキーを推す。
前走は気負いながら最後にもうひと伸び。脚いろが鈍ってもおかしくないところだが盛り返した。
3戦前から間隔を詰めて使われているように体質が強化されている。
いい脚を持続できるセールスポイントを考慮しても東京コースは合っているだろう。
エキストラエンドはこの季節に合っており高いレベルで安定している。身体つきに張りがあり体調の良さが伝わってくる。
タガノグランパは本質的にはマイル前後で切れ味を生かす競馬が合っているように思う。今回のコース形態にも向く。
メイショウヤタロウは3角でロスのあった前走でもしぶとく伸びている。最内枠を引き当てたことやメンバー構成から積極策にでればおもしろい。
シャイニープリンスは大味な面が薄れ器用さを見せ始めた。それでも小さくまとまっていないところがいい。成長している。
ヴァンセンヌの前走は外から来られて闘志に火がつく格好に。かなり早めに動きながら止まっていない。潜在能力は相当に高い。
サトノギャラントにとっては庭ともいえるこのコース。発馬に進境が見られるだけに今回は楽しみだ。