◆「トータルバランス」に着目
甥っ子の高専への推薦入学が決まりめっちゃうれしいです。昨年9月にその世界を知り憧れを抱き将来の職業として即決。
サッカーと空手ひと筋に生きてきた男が突然変わるものだと驚いています。若駒の未来は計り知れませんものね。
課題をクリアしながら夢を実現してくれるものと信じています。
今年の牡馬クラシック戦線は魅力的な素材が多い。
実戦を重ね競馬を覚えていくタイプもいれば、潜在能力の高さでこのステージに進んできた面々もいる。
キャリアの違いに重点を置くべきか上昇度をイメージすることを優先すべきか。
迷うところだがトータルバランスに着目してみた。
ドゥラメンテを推す。
昨秋に2戦消化して充電。約3カ月ぶりの前走を圧勝して挑む。
緩やかに成長していく母系ながら持てる能力の高さゆえに実戦では弾けるように走ってしまう。
慎重なローテーションを選択しながらの中1週。つまり前走からの臨戦は想定内だったということだ。
流れるように自然と先頭に立ち突き放した前走Vは能力の違いからきた内容といっていい。
地元の関東圏の競馬でもあり反動を心配する必要はないと捉えている。
過去3戦はすべて当コースでのもの。長い直線を存分に生かして抜け出してくるのではないか。
ダノンメジャーは折り合いを欠いた前走でもしぶとく差を詰めている。
心肺機能が強いのだろう。完成度も高く巻き返しの下地はある。
ショウボートはスピードを持続することができスタミナも豊富。
加速してからがよくコース形態も合いそうだ。
リアルスティールは初戦の内容が素晴らしい。見栄えのする身体をしておりスケールは相当なもの。
キャリア1戦でほとんど追われるところなく勝利を手にしている。不安はその点だけか。
ティルナノーグは息の長い末脚を使える。前走とはうって変わり持ち味を生かせる舞台。楽しみだ。
アヴ二ールマルシェは確実に競馬がうまくなり走りがおとなびてきた。3カ月ぶりでさらなる成長が望めるだけに期待が膨らむ。
ソールインパクトは戦いを重ね幼さを補っている現状。それだけ上昇の余地があり相手なりに動けるよさを持つ。