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エンプレス杯

  • 2015年03月03日(火) 18時00分


◆過去10年間の1番人気馬は[4・2・2・2]と健闘しており、逃げ・先行タイプの活躍が目立つ重賞

 過去10年間における1番人気馬は[4・2・2・2]と健闘しており、一方で逃げ・先行タイプの活躍が目立つ重賞ともいえる。交流重賞は6戦して[3・2・1・0]と好成績のワイルドフラッパーを中心視したが、同じJRA馬のアクティビューティ・アムールブリエ・ケイティバローズにも優勝のチャンスはあり、地方馬ではアスカリーブルがどこまで食い込めるか。傑出馬がいないだけに、馬券は馬単・3連単が面白そうだ。

 ◎ワイルドフラッパーは爪を痛めて一息入れたが、長目を入念に追い切られて仕上がりは万全。騎手が乗り替わっても手こずる馬ではなく、ロングスパートが利くタイプだけに2100mで勝機到来と見た。

 〇アクティビューティは川崎コースで2着の実績があり、この馬で2着を2回続けた内田騎手が、今度こそ勝利の栄冠に賭ける。

 ▲アムールブリエの関東オークス3着は不良馬場で前を捕えきれなかったもの。同じ川崎2100mの舞台に、2連勝で挑む今回は雪辱のチャンスだろう。

 ×ケイティバローズのブリーダーズGC(門別2000m)は早めに仕掛けて4着に敗れたが、今回は戸崎で好枠を引いて侮れない。

 注アスカリーブルはジリ脚タイプだけに距離の2100mは向いており、追い切りでの伸び脚が目立って軽視できない。

◎10ワイルドフラッパー
〇09アクティビューティ
▲05アムールブリエ
×02ケイティバローズ
注07アスカリーブル

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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