◆舞台にフィットする脚質を重視
最近、テレビのCMで猫を見かけることが多いように感じます。
昔は厩舎を訪れると猫が馬房にいることもありました。馬も和むらしいとか。
人間が見て可愛いと感じるタイプが猫の世界でもモテると聞いたことがあります。
あすはホワイトデー。鰹節をたくさんもらう子がいるのかもしれませんね。
この時期の牝馬は体調維持がとりわけ難しい。
ましてハンデ戦。拮抗したメンバー構成でもありポイントが読みづらい。
過日の中山記念の際に当欄で触れさせてもらったように上がり勝負になりにくいコースだ。
舞台にフィットする脚質を重視してみたい。
バウンスシャッセを推す。
一連のレースを振り返ってみて今回の距離が現状、最適なのではないか。
そしてこのコースにも合う。パワーがあり、直線が短いステージを迎えて持ち味が生きる。
アイスフォーリスは牡馬混合の前走でよく差を詰めた。いい脚を持続できるタイプで上がりを要する展開にも向く。
シャトーブランシュは自在性がありこの距離にも向いている。格上挑戦でも怖い存在だ。
フレイムコードは軽量に加えて最内枠をゲット。積極策で活路を見出す。
グレイスフラワーは好位キープから容易にはバテない。印象以上にタフな当コースでしぶとく踏ん張る。
ブランネージュは器用で堅実な立ち回りを見せる。休み明けになるが地力に期待したい。
パワースポットは上がり勝負でも凌ぎ合いでも崩れない。晩成型で今年はさらに安定した走りを続けていくように思う。