日曜日はGIへ向け、注目の2レース
ミルコ・デムーロ騎手、凄いですね〜。
JRAジョッキーとなり、早くも重賞2勝目をマーク。今回のクイーンズリングにおいては、レース前のテンションが高く体重も-20キロ。
初コンビでもありましたし、それまでのレースから外差しが難しい状況の中での内まわりとあって、騎乗する上では頭を悩ます状況だったように思えます。
しかし焦らず馬のリズムを大事にしての前半と追い出してからの力強さは、さすがの騎乗振り。凄いなぁ〜と思いました。
また勝利騎手インタビューを一生懸命日本語で応えようとする姿にも胸うたれた方も多かったのではないでしょうか。
今回の走りにより、同じマンハッタンカフェ産駒のルージュバックを脅かす存在となったわけですが、その一方で-20キロ&テンションの高さが見られた中での走りだったことから、レース後のダメージも想像できるだけに、当日どこまで戻せているのか? そのあたりはカギとなりそうな気がします。
さて一方の中山牝馬S、バウンスシャッセの力強い走りが際立ちましたね。ペースが流れてくれたこともこの馬にとってはプラスと働きましたが、初コンビ田辺騎手もお見事ですし、個人的には夏場の影響を精神的に引きずっていたイメージでしたので、この復活Vは価値あるもの。ヴィクトリアマイルが楽しみとなりました。
さて今週日曜日は東西で注目のレースが行われますね。皐月賞に向けてのスプリングS、天皇賞・春へと繋がる阪神大賞典。
まずスプリングSですが迷いますね。
レースの上手さで言えばリアルスティールなのですが、今の中山に向きそうなのはダノンプラチナな気も…。でも調教での前向きすぎる雰囲気と休み明けから折り合いに気を使わなければならないようにも思えます。
そしてベルーフは頭数が少ないのはプラスと働きそうですが、距離短縮はマイナス材料にも思え、当日までこの3頭のどれを本命にするべきか? 悩みます。
一方の阪神大賞典でのゴールドシップですが、追いきりの雰囲気は前回のほうが前向きさを感じられるだけに、信用していいのか? 悩みます。となるとラストインパクト・ラブリーデイを軸にしようかとも思うのですが、2頭とも本質的には中距離馬のイメージ。
よって軸はスズカデヴィアスにしようと現時点では思っています。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。