出走馬でタイキシャトルをテーマにした場合、真っ先に上げるべき馬は…
函館スプリントSが行われる函館芝1200mは母父タイキシャトルの期待値が抜群に高いコース。複勝率は43%。回収率は160%(2013年以降)
勝ち星の半分はストレイトガールが稼いでいるのですが、同馬を削除しても複勝回収率は168%。むしろ回収率が上がるのは、2桁人気で激走した2頭(フリーアズアバード、アギャント)の配当額比率が上昇するため。
函館スプリントSもタイキシャトルに近い血が馬券のキモになっています(もっとも、昨年はストレイトガールが函館スプリントSで断然人気を裏切ってくれたおかげで好配当になったわけですが)。
たとえば、昨年8番人気で勝利したガルボ。母父はカーリアンの系統。父は(一応)ヘイローを経由。タイキシャトルはヘイロー×カーリアンの系統です。
また、タイキシャトルはサンデーを経由しない日本のヘイロー系では異色の血統。2012年の勝ち馬ドリームバレンチノもサンデーを経由しないヘイロー系。12番人気で3着のビスカヤの母父もサンデーを経由しないヘイロー系。
今年の出走馬でタイキシャトルをテーマにした場合、真っ先に上げるべき馬はサトノデプロマット。
亀谷ホームページで無料公開されている「近親」データでサトノデプロマットをチェックするとタイキシャトルの名が。さらに母ピサノバーキンはタイキシャトルの母父カーリアンを母父に持つ繁殖。
加えて、函館スプリントSはリボー系の血を持つ該当馬が3年連続で連対。ここ2年はいずれも5人気以下の人気薄。サトノデプロマットの父ブライアンズタイムの母父はリボー系。リボーとタイキシャトルをテーマにした場合、ピッタリの血統。
なお、土曜日の函館メインも芝1200m。父タイキシャトルのマジックシャトル。母父タイキシャトルのポルボローネにも注目です。
ところで、某週刊誌のコラムでの函館スプリントSは、洋芝適性と英ダービーを話題に上げたため、その流れでティーハーフを取り上げることになりました。
最終決断では、さらに違う馬を取り上げた挙句、すべてが馬券圏外に消えるのは相当恥ずかしいので、どっちかを本命にするつもり…というのは冗談にしても、ティーハーフとサトノデプロマットが洋芝1200mで行われる函館スプリントSにピッタリだということは本気で信じてます。