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ラジオNIKKEI賞を狙う

  • 2015年07月03日(金) 18時00分


◆大味な競馬になったとしても力でねじ伏せられるはず

もうすぐ七夕ですね。マンションのエントランス付近には色彩豊かな短冊が揺れています。
昨年の当欄でも触れましたが思わず読みふけってしまいます。”お金持ちになりたい”というお願いがちらほら。
それを凌駕するのが”大富豪になりたい”というストレートな言葉。皆さん、素直です!

小回りコースで3歳限定のハンデ戦。
古馬にもまれた馬も含まれ舞台設定としては例年通りおもしろい。
個人的に思うのは折り合いに難点を抱えたタイプや脚の使いどころの難しい面々が能力を発揮できるステージだということ。
今年もその点に留意してみた。

アンビシャスを推す。
前向きな姿勢を隠すことなく広大なコースでも自己主張を続ける。
今回のコース形態なら大味な競馬になったとしても力でねじ伏せられるはず。
能力の高さに期待している。

レアリスタは機敏で四肢の回転も速い。東京でVを重ねているがむしろ小回りの舞台のほうが合うように感じる。

ブランドベルグはスケールの大きさを伝えてくる。脚質に幅があり舞台が変わっても柔軟な対応を見せてくれるだろう。

グリュイエールは前走で精神面の成長をわかりやすくアピール。厩舎力の高さと馬の高さが合致した中身だった。きっかけを掴んだ今回はさらに流れに乗りやすい。

ナヴィオンは反応がいい。短い直線でより持ち味がでるタイプではないか。枠順もプラスに働く。

アクセラレートは安定度に欠ける印象だがはまったときの勢いはかなりのもの。軽量を利して一変の期待が持てる。

グランアルマダはパワー系の先行型。粘着力のある走りで容易にはバテない。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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