「函館記念における巴賞組どうしの人気関係」はひっくり返ってくることが多い
今年の函館記念には、巴賞組が4頭登録してきた。
巴賞→函館記念というのは同じ競馬場で1ハロン違いなんだから両方で好走する馬が多そうなものだが、なぜかそうならない。少なくとも「函館記念における巴賞組どうしの人気関係」はひっくり返ってくることが多い。
過去の巴賞組を振り返ってみよう。
・2014年は該当3頭がすべて馬券圏外。
・2013年は函館記念7番人気馬が2着した一方、1、2、6番人気が馬券圏外。
・2012年は8番人気馬が2着、7番人気馬3着の一方、1番人気と14、16番人気馬が馬券圏外。
・2011年は4頭、2010年は2頭が全滅。2009年は札幌で施行。
・2008年は4、1、2番人気の順で1、2、3着したが、3番人気馬が飛んでいるし、勝ったのはあくまで4番人気馬。
・2007年は7、9番人気で1、2着して、3、4、6、8番人気が馬券圏外。
函館が先の開催になった97年以降、巴賞組の人気最上位馬が函館記念で同組の中で最先着し、かつ馬券に絡んだのは06年のエリモハリアー(1番人気1着)、02年のトップコマンダー(2番人気2着)しかいない。
巴賞組の人気順に、敢えて逆らう。函館記念の穴狙いではここがポイントになりそうだ。