![セレクトセール2015](https://cdn.netkeiba.com/img.news/style/netkeiba.ja/data/g1_document/150715_01.jpg)
▲フェラーリなどが出店し、会場を華やかに彩ったセレクトセール2015
13日、14日の2日間、ノーザンホースパークで開催されたセレクトセール2015。有名オーナーや調教師、騎手、牧場関係者たちが一堂に会し、今年もさながら競馬界の社交場という雰囲気。ご夫婦や家族連れで来場する購買者のために、フランクミュラー(高級時計ブランド)やエスティローダー(コスメブランド)、フェラーリなどが出店し、会場を華やかに彩りました。初日に多少雨が降ったものの、全体的に天気にも恵まれ、2日間通して活発な競り合いが行われました。結果的には驚異的な売上レコードと言われた昨年(125億7505万円)を抜き、131億7350万円という売上レコードを叩き出しました。
この結果に吉田照哉氏は、
「去年が非常にいい勢いで成績が上がったので、正直今年は数字だけで言えば厳しいかなと思っていたんですけど、本当に幅広い購買意欲を示していただいて、抜くことができたのは快挙だと思います。馬のレベルが去年から見るとさらに上がっている気がしました。このセリの結果で、競馬に夢を与えられたんじゃないかと感じますね。これだけいい馬が出て、これだけいい値段がついて、厩舎の人たちもすごく緊張してこういう馬を調教するだろうし、その馬が外国に挑戦して勝つっていう時代も来るんじゃないかと。そういう雰囲気をみんなが感じているんじゃないですかね。今年の馬は本当にレベルが高くて、間違いなく走ると思います」と語っていました。競馬の結果がセリに繋がり、セリの結果がまた競馬に繋がって行く。この連鎖は切っても切れないものになっています。今回のセリの結果は、さらなる競馬界の発展にとって大きな礎になるのではないでしょうか。
それでは、2日目の当歳セールを振り返っていきましょう。
なんといっても注目は、世界の舞台で戦って来たオルフェーヴルとロードカナロアの初年度産駒。まずオルフェーヴル産駒ですが、