▲「ファッションは女性が競馬を楽しむ一つの方法」と、競馬場にはいつも華やかなファッションで登場
“オーストラリア競馬のファーストレディ”と呼ばれるゲイ・ウォーターハウス調教師が、今年のセレクトセールにやって来ました!ゲイ・ウォーターハウス調教師とは、オーストラリアの偉大な女性調教師です。そのプロフィールをかいつまんで説明すると、父トミー・スミス氏はシドニーの最優秀調教師の座を33年間連続して保持し、オーストラリア競馬を代表する方で、その父の元で12年間の修行を勤めた後、偉大なる父の後継者として独立。勝つこと、勝ち続けることに専念し、15年後の2007年には競馬会の殿堂入りを果たしました。G1メルボルンカップ、G1ドンカスターハンディーキャップ(7回)、G1ゴールデンスリッパー(6回)で優勝している他、オーストラリア競馬史上6頭の2歳三冠馬のうちの2頭を調教、そして調教馬のうち種牡馬となったのは30頭余り…と、ものすごい経歴を持った調教師なのです。
今回初めてセレクトセールを訪れるキッカケとなったのは、旦那様の助言だったそうです。
「旦那さんが、『日本は素晴らしいステイヤーを育てる国だから、行かなきゃいけない』とずっと言っていたんです。旦那さんはビジネスマンなんですけど、いろいろな情報を送ってくれて、サポートしてくれますね。女性調教師として、彼が支えてくれることで仕事が成り立っているんです」
今月のおじゃ馬します!に登場しているリサ・オールプレス騎手と同様、仕事の成功の裏には旦那様の献身的なサポートがありました。
初めてセレクトセールを訪れた印象をお聞きすると、
「こんなセリは世界に他にはないですね。本当に素晴らしいセリです。施設がすごく綺麗だし、いろいろなことを繊細に管理していて、初めて来た人でも買いたいと思えば予算さえ合えば買うことができる。それに