前回に続いて京都競馬場でのイベント秘話。さらにお互いについて、どう思っているかもお聞きしました!
(取材・文/大薮喬介)
中井ジョッキーが松山ジョッキーに不満がある!?
――他のジョッキーの方はどんなセリフだったんですか?
中井 岩崎なんかは、めっちゃ面白かったですよ。
――以前、キシュトーークに出ていただいた時に、自分のアゴをもっとイジってほしいって言っていましたね。今回はどうだったんですか?
松山 テロップで、「アゴ〜」って突っ込まれていましたね(笑)。
中井 ボロっかすに言われていましたね(笑)。大事なレースの日に玄関前にどんなセリフを言うかの「行ってきます」のシチュエーションもよかったですよね。
松山 うん、そうだね。1位は池添さんで、浜中先輩のセリフもカッコよかった。
――そのVTRは、イベント以外では観られないんですか?
松山 ファンの方から、DVD販売やYouTubeでも観られるようにしてほしいという要望はあるんですが、「競馬場に来ていただいたファンに」、というのがコンセプトなので…。
中井 やっぱり競馬場に来ていただいて、観てほしいですね。
松山 もっと広い会場でやってほしいという意見もあるんですが、なかなか難しいんですよね。テレビを増やしたりはしているんですけど…。音響の問題だったり、毎年課題は出ますが、僕たちも試行錯誤、良いものを提供しようと頑張っています。

松山「毎年課題は出ますが、僕たちも試行錯誤、良いものを提供しようと頑張っています」
――京都以外ではどんなイベントをしているんですか?
松山 去年の阪神は、ちょうどサッカーのワールドカップがあったので、パドックでPK対決をしましたね。
中井 阪神では主に運動系のイベントが多いです。一昨年は筋肉番付をやりましたし。
――毎年、ネタを考えるのは大変じゃないですか?
松山 毎年いろいろ考えてはいるんですけど、そのことばかりを考えるわけにもいきませんからね。僕たちは競馬が本業なので、本気で取り込むのはやっぱり競馬じゃないと。ファンの方も競馬があって、その次にイベントと思っているでしょうから。まぁ、ナカやんがいるから大丈夫でしょう。来年のイベントも期待しています(笑)。
中井 またまた、そんなこと言って〜。プレッシャーになるじゃないですか!
松山 いや、本当にナカやんはいつも人を笑かそうとしているじゃない。芸人タイプだから、大丈夫だって。
中井 そんなことないですよ。松山先輩こそファンサービス委員のほかに、馬場保全委員にも入っているし、さらに取材などもあって、すごく多忙ですよね。それなのに、いろいろ意見を出してくれるんですよ。僕はそういうところを尊敬しています。

中井「僕は(松山先輩の)そういうところを尊敬しています」
松山 本当はこんな真面目なことを言うタイプじゃないんですよ。
――中井ジョッキーは普段どんな感じなんですか? また、ジョッキーとしてはいかがですか?
松山 ジョッキーとしては…………(苦笑)。
中井 全然出てこないじゃないですかぁ。松山先輩のこういうところが不満なんですよ。僕が真面目に話していても、鼻で笑う時があるんです! もっと僕の良いところを言ってくださいよぉ。
松山 ごめん、ごめん。それだけ心を許しているってことで(笑)。ええと、プライベートでもよく遊びますし、楽しいです。ええっと…、かわいい後輩ですね。
中井 それだけ!? 勘弁してくださいよぉ。
【キシュトーークU25】
松山×中井ジョッキーの対談も次回で最終回。仲の良い二人のプライベート話や、ファンサービス委員会が企画する夏のイベントなどを語っていただきます!