ビッグアーサーの目安となるのは当日の体重
岩田騎手の勢いがとまりませんね~。
しかも自分でレースを動かす形での勝利。ペースやセオリーといった一般的なレースの形にとらわれるのではなく、その馬の個性を存分に発揮しての内容には、送り出している陣営が何よりも嬉しいことでしょう。本当に素晴しいの一言です。
先週のジェベルムーサにおいても、騎乗馬のうなるような調教を終えて、「これで負けたら仕方がないというくらいのデキ」と話していましたが、状態の良さに迷いのない捲りを見せ、4コーナー手前では一呼吸入れての追い出し。
先々週のクロスクリーガー、その前のダービーフィズもそうでしたが、勝負にでるところと騎手として補ってあげなければならない点の両方を理解し、サポート。そして、きちんと勝利へと導いてしまうのですから本当に素晴しいの一言。職人の技を感じます。
さて一方、新潟で行われた関屋記念は、レッドアリオンが兄に続いての制覇に。
まずは何よりも外枠が好材料でした。スタートでの少しの遅れを、その外枠でカヴァーしハナへ行ききった川須騎手。その判断と追い出しのタイミングの我慢、これが勝利に繋がったように感じました。
さて今週は札幌記念と北九州記念となりますね。
札幌記念、残念ながらルージュバックの回避もありましたが、面白みのある面々が集結した印象。ベスト距離に戻るラストインパクト、久々の宝塚記念で4着となったトーホウジャッカル、岩田騎手のダービーフィズ、そして洋芝はあいそうな気がするラキシス、また前走あまり状態の良さを感じない中、古馬に混じって3着と好走したヤマカツエースなど。
現時点での注目はトーホウジャッカル。一頓挫あり8ヶ月振りとなった宝塚記念での4着の走りには改めて能力の高さを感じるものでした。
一方、北九州記念の注目所と言えば、5連勝中のビッグアーサーでしょう。
「今回は1ヵ月程度在厩しているから、これまでに比べて乗り込み量が豊富」と陣営。
ただ夏場に使ったことがなく、輸送もあるので、その点を心配しており、その1つの目安となるのが当日の体重。「前回と変わらないぐらいなら」と。是非とも皆さんもチェックを。
またベルカントは引き続き好調キープ。こちらは「夏場はいいですね、柔らかみを保てる」と柴原助手。買い目は迷い中ですが、馬券的には上記2頭とサドンストームを入れたいと思っています。
さて最後に1つお知らせがあります。携帯アプリ「部活DO!」においてウマウマ~な競馬情報部ができました。部長として参加していますので、よければ携帯で「部活DO」の検索を。
それでは週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。