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セントライト記念を狙う

  • 2015年09月18日(金) 18時00分


◆枠順に左右されにくい舞台

ホークスの皆様、パリーグ連覇おめでとうございます!出演させていただいているラジオ関西さんの“競馬のススメ”でリスナーさんがメールをくださったんですよ。
「藤村さんはどの選手に注目されていますか?」と、同じホークスファンの方からシーズンまえにご質問がありました。「野手は柳田選手。ピッチャーは武田投手です」。本当におふたりが投打の要となる大活躍を続けて昨日も武田さんが勝ち投手でしょう。めっちゃ嬉しいです!
番組の共演者・タレントの関真由美さんは福岡のご出身でやはり大の鷹党。あす、お会いしてはしゃぐのが楽しみです。

枠順発表のまえの分析。とはいえ中山の外回りコースで枠順に左右されにくいのがセントライト記念の舞台だと解している。
実績か勢いか。秋初戦は迷うところだが当レースは春のクラシック上位組と上がり馬がバランスよく馬券圏内に入っている印象が強い。
シンプルに狙ってみた。

サトノラーゼンを推す。
体力強化に連なるように距離の融通が利き戦法にも幅がでてきた春後半。実績も伴いダービーでは持ち前の器用さを生かして2着に奮闘した。
皮膚が薄くいつでも発進できそうなシルエットを描いている。祭典銀メダルの力量を信頼すべきだろう。

タンタアレグリアも無駄肉のない身体を誇示しており仕上がりは十分過ぎるほど。発馬で後手を踏まなければ7着という事実以上にダービーでは結果を残せたのではないか。実績に乏しい中山コースに変わるが外回り戦。流れに乗ってうまく対応できるはずだ。

ロッカフェスタはわずか2戦のキャリアだがおとなびた走りを見せる。もまれ込んだときがどうかだがあれほどセンスがよければ自然と好位置をゲットできるように思う。

キタサンブラックは前々で流れに乗ることができて実にしぶとい。前哨戦は緩やかなペースになりやすいだけに粘り込みを警戒したい。

スモークフリーは幼さを残す現状で鮮やかに抜け出した前走内容がいい。見た目のイメージ以上に上がりの数値も速い。伸びしろがまだまだありそうだ。

ブランドベルグは折り合い面の課題が残るがアクションが大きく本質的には広いコースが合っている。前走内容からこのメンバーに交っても引けは取らない。

ベルーフはダービーを回避して充電。その効果もあり小倉記念で年長馬を相手に2着に入った。春よりは内面の成長が窺え集中力も保つと思われる。注目したい。

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1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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