■直線、前が壁になっても慌てず人気に応える
マイルCSの前哨戦・富士S。東京のマイル戦ということで、例年ハイレベルな戦いが繰り広げられています。04年のこのレースで1番人気に支持されたのはアドマイヤマックス。2歳時に同じ東京コースで重賞を勝ったものの、それ以来、長らく勝利から遠ざかっていました。
鞍上は名手・武豊。「能力があっても、走る気にならない」と評されたアドマイヤマックスを、巧みに御して久々の勝利をもたらします。道中はインコースを進み、直線、前が壁になっても慌てず、同馬の瞬発力を活かしたその手腕はさすがのひと言。年間211勝と、とにかく勝ちまくっていた武騎手の手綱さばきと、それに応えたアドマイヤマックスの末脚。一瞬で前をとらえた最後の100mは必見です!
▼98年に重賞になって以来、富士Sの勝ち馬からは3頭のGI馬が生まれた
≪前回のLEGEND RACE≫◎マイペースで逃げ、直線で突き放す!/トゥザヴィクトリー - 00年府中牝馬S≪No.1予想≫◎秋華賞・馬単的中! 藤村和彦ほか精鋭予想家陣が週末重賞を斬る!※予想は金曜日夕方より順次公開されます
■ナレーション 長岡一也ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。