1番の変わり身を感じたのは
菊花賞、いろんな意味で盛り上がりましたね〜。
馬主歴50年目にしてのG1制覇。北島三郎さんの涙に、こちらもジ〜ンときてしまいました。そして公約通りの「祭り」を熱唱。最後のフレーズ、「ケイバのマツリダ〜」は、最高でしたね。オーナーの幸せな気持ちを、場内みんなにお裾分け頂きました。
さぁそしてレースですが、これは北村宏司騎手の好騎乗に尽きると思います。普段よりも1つ後ろのインのポジションで運んだことにより、他馬の出入りに巻き込まれずリズムよく進められた道中。そして京都外回りコースならではといった、あの4コーナーでの進路取り。また迫力あるゴール前での追い方。長距離3000mを何1つ無駄のない完璧なレース運びで制したのですから、これは北村騎手の手腕を褒めるべき内容。素晴しかったです。
さて今週は秋の天皇賞となります。
前哨戦である毎日王冠を終えた時点での天皇賞に向けての考えは、大きくわけて4つとなりました。
(1)エイシンヒカリに迷う…ペース的によめないので、馬券的な面では1番悩む馬。
(2)ディサイファの成長…インで我慢ができて、なおかつ最後も脚を使っていた点に、さらなる成長を感じ、天皇賞では重い印にすべき馬と判断。
(3)ヴァンセンヌは…あの止まり方は距離なのか…?それとも脚の使い所を試す為にあえて好位のケイバをしたのか?となると変わり身あってもおかしくないので、怖いが…。
(4)アンビシャスの巻き返しは…スタートで遅れてしまい、ペースはスロー。最悪の形となってしまったもののラストは大外から追い込んでの6着。若さは感じつつも、軽視するのは禁物と思える内容のようにも。
そして別路線組からは、目の覚めるような豪快な追い込みを見せたショウナンパンドラと、まだまだ進化継続中と思えるラブリーデイも魅力。また取材で1番の変わり身を感じたのがアンビシャス。馬の膨らみ方が半端なく、これは先週のキタサンブラックに近いものも…。
もうちょっとギリギリまで悩んでみますが、現時点での軸候補は、ショウナンパンドラ・ディサイファ・アンビシャス・ラブリーデイのどれかにしようと考えています。
それでは皆さん、当日は是非とも東京競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。