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このメンバーなら負けられない/TCK女王盃

  • 2016年01月12日(火) 18時00分


◆大柄な馬なので斤量の不安はなく熱心な調教をされ好調持続

 過去10年間における勝ち馬の所属はJRA8勝・地方2勝であり、1・2番人気馬の成績は「8・6・2・4」とかたい決着が多い重賞だ。

 JBCレディスクラシックを快勝したホワイトフーガが中心で、相手はタマノブリュネット・ノットオーソリティ・ディアマイダーリンを有力視したが、展開次第ではパワースポット・ティーズアライズも善戦可能。

 ◎ホワイトフーガは大柄な馬なので56キロを背負う不安はなく、熱心な調教をされて好調を持続し、このメンバーなら負けられない。

 ○タマノブリュネットは久々の前走を使われて動きが一変。初コースにはなるものの、牝馬同士なら好勝負に持ち込めそうだ。

 ▲ノットオーソリティはクイーン賞で逃げて3着に健闘しており、今回は追い切りの動きも良く、勝ち鞍のある吉原でタイトルを狙う。

 ×ディアマイダーリンは4番人気のクイーン賞で、2番手から抜け出してのクビ差勝ち。引き続き横山の手綱で重賞連覇に挑む。

 注パワースポットのクイーン賞4着はスタンド前の大外枠で、スタートが良くなかったからだ。今回はコース熟知の真島で雪辱を期す。

 △ティーズアライズは当日の馬体が増えていれば、軽視はできない。

◎07ホワイトフーガ
○09タマノブリュネット
▲01ノットオーソリティ
×05ディアマイダーリン
注02パワースポット
△06ティーズアライズ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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