◆上積みを感じさせる存在を重視
突然の寒波に驚く毎日です。あたりまえですが地球は人間のものじゃないんですよね。生態的に寒い季節に活き活きとする生物も限りないことでしょう。四季を歓びながら毎日を大切に過ごす。そういえば競走馬も概ね、寒い時期を好みます。
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冬はダート界により陽が当たる。同時に臨戦過程については慎重に見極めたいところ。大型馬が多いため体重を絞りにくいというケースもある。目標を次に置きながら定期的に使われている面々、また上積みを感じさせる存在を重視してみた。
ロワジャルダンを推す。いったん軌道に乗ればどんどん加速していくのがキングカメハメハ産駒の特徴でもある。この馬も例に漏れず成長著しい。自在性がありしぶとさも兼備。パワーも十分とくれば中心視が妥当だろう。
モンドクラッセは重賞の流れを経験した前走が糧になる。アグネスデジタルの産駒だけに適度に脚抜きのいい馬場になればチャンスは膨らむ。
ローマンレジェンドは骨折明けを使われ3戦目。冴え渡る毛づやを見ると年齢的な衰えも心配ない。進路取りや展開面が厳しかった前走から変わり身が望める。
アスカノロマンは充電の効果でここ2戦の走りが逞しい。身体にも張りがあり体力がついている。
イッシンドウタイは遅咲きのうえ意外性のあるタイプ。内枠を追い風にしぶとく立ち回る。
ストロングサウザーの前走は流れが厳しく体重増も堪えた格好。コース相性もよく一変があっていい。
ライドオンウインドは上昇度が魅力。古馬初対戦の前走から中1週での臨戦。楽しみだ。