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底を見せていない強さに期待/ユングフラウ賞

  • 2016年02月02日(火) 18時00分


◆暮れの東京2歳優駿牝馬で1・2着した両馬を有力視したが…

 桜花賞トライアルとして1〜3着馬に優先出走権が与えられる、見逃せない重賞である。

 暮れの東京2歳優駿牝馬で1・2着したモダンウーマン・リンダリンダ両馬を有力視したが、桃花賞で2・3着と健闘したラッキーバトル・クラトイトイトイの先行力も侮れず、船橋で2戦無敗のワイズアンサーと絶好枠を引いたポッドガゼールも要注意だろう。

 ◎モダンウーマンはローレル賞を逃げ切り、続く東京2歳優駿牝馬では好位から抜け出して快勝と、まだ底を見せていない強さに期待する。

 ○リンダリンダの東京2歳優駿牝馬は出遅れながら2着に追い込んでおり、本来の先行策が取れれば優勝のチャンスはある。

 ▲ラッキーバトルは初コースにはなるものの、調教の動きは目立って良く、名手赤岡の手綱でタイトルに挑む。

 ×クラトイトイトイは初の左回りになるが、無理に先行しなくても、先団で折り合えば好レースに持ち込めるはず。

 注ワイズアンサーは2戦のキャリアだが、連勝した実力は軽視できない。

 △ポッドガゼールは好枠を生かすレースが出来れば上位も可能。

◎05モダンウーマン
○04リンダリンダ
▲12ラッキーバトル
×11クラトイトイトイ
注07ワイズアンサー
△01ポッドガゼール

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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