
(撮影:下野雄規)
今週取り上げるのは日曜日のメインだった東京新聞杯です。
直線で浜中騎手鞍上の1番人気馬ダッシングブレイズがラチにぶつかって落馬するシーンには一瞬息を飲みましたが、ネットニュースによると、同馬は無事で浜中騎手も脳しんとうと骨折だけで済んだということです。怪我で浜中騎手の当分の離脱は残念ですが、早く復帰して再び元気な騎乗を見せて欲しいと思います。
さて、そのレースで勝ったのは吉田隼騎乗の5番人気スマートレイアー。私は一応△を打っていましたが、実はタイム指数の判断からは本命◎の可能性もあった馬でした。ではなぜ私はこの馬に本命を打てなかったのか。
今週も早速検証に入っていきましょう。
【検証ナンバー016】
サンプルレース名/2016年02月07日(日)・東京11R・東京新聞杯(GIII)芝1600m
【レース前状況】
出走馬は14頭。一昨年の朝日杯FSの覇者ダノンプラチナ(牡4)が唯一のGI馬であった。同馬の前走はモーリスが勝った年末の香港マイルでの7着。富士Sでの圧勝ぶりをみれば能力的には東京コースでの最右翼とも考えられるが、このレースが目標という感じではなく単勝は2番人気に。かわって1番人気に推されたのは昨年後半で1000万からオープンまでマイル戦を3連勝しているダッシングブレイズ(牡4)。3番人気は最内枠に入ったグランシルク(牡4)。牡4歳3頭が人気上位に支持されていた。しかしレースは逃げ馬のいない展開不明戦。前が残る馬場だけに、どの馬がハナを切るのかにも注目が集まっていた…。
【レース結果】
1着スマートレイアー牝6(5番人気)吉田隼
2着エキストラエンド牡7(6番人気)岩田
3着マイネルアウラート牡5(11番人気)柴田大
【払い戻し】
単勝 960円
枠連 2310円
馬連 4690円
馬単 9880円
3連複 7万6830円
3連単 35万3160円
タイム指数はスマートレイアーの勝ちを予測していた?