スマートフォン版へ

フェイムゲームの3連覇なるか/ダイヤモンドS

  • 2016年02月15日(月) 18時00分


 フェイムゲームが3連覇を狙う。これを連勝で勢いに乗るモンドインテロや、昨年の菊花賞4着馬タンタアレグリアなどが阻むことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■2/20(土) ダイヤモンドS(4歳上・GIII・東京芝3400m)

 フェイムゲーム(牡6、美浦・宗像義忠厩舎)は2014年、2015年と本レースを連覇。昨年は天皇賞・春でもクビ差の2着に入っており、現役トップクラスのステイヤーと言える。海外遠征帰り、トップハンデ確実、主戦の北村宏司騎手の不在と懸念材料はあるが、それでも3連覇の偉業を期待したいところだ。

 モンドインテロ(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)は高雄特別(1000万)、松籟S(1600万)を連勝してオープンに昇格。まだ全く底は見せておらず、一気の距離延長となるここも楽に突破できるようなら、春の天皇賞でも楽しみな存在となるだろう。

 タンタアレグリア(牡4、美浦・国枝栄厩舎)は昨年の菊花賞4着馬。今回はそれ以来のレースとなるが、東京コースは4戦して3連対と相性良く、今後GIに出走するためには賞金の積み上げも必須となるだけに、休み明けでも勝ちを狙ってくるはず。

 その他、昨年の3着馬で前走のステイヤーズSでも2着のカムフィー(牡7、美浦・池上昌和厩舎)、万葉Sでは敗退も長距離適性は高いトゥインクル(牡5、栗東・牧田和弥厩舎)、昨年の2着馬ファタモルガーナ(セ8、栗東・荒川義之厩舎)、海外遠征帰りのホッコーブレーヴ(牡8、美浦・松永康利厩舎)なども上位進出を狙う。発走は15時45分。

【データ分析】
人気(過去10回)…1人気は[6-1-0-3]勝率60.0%、複勝率70.0%と高い勝率。1〜5番人気が[9-6-2-33]複勝率34.0%、複勝回収率66%、6〜10番人気が[0-3-7-40]複勝率20.0%、複勝回収率102%。11番人気以下が[1-1-1-47]複勝率6.0%、複勝回収率109%と人気薄の馬は人気によらず万遍なく走る。

前走クラス(過去10回)…今回昇級戦で臨む馬が[1-5-6-29]複勝率29.3%、複勝回収率129%と高めの回収率。特に斤量52kg以下の軽ハンデ馬が[0-2-4-10]複勝率37.5%、複勝回収率231%と高回収率で、格上挑戦でも適正が向けば軽ハンデを味方にして走りやすいレース。

年齢(過去10回)…7歳以上の高齢馬は[1-4-1-46]複勝率11.5%、複勝回収率35%と高齢馬にマラソンレースは厳しめ。特に5着以下の高齢馬は[0-0-0-37]複勝率0.0%と元気のない高齢馬にはさらに厳しい。

◆フェイムゲーム
・一週前調教診断/井内利彰
 ダイヤモンドSは2014年、2015年と連勝中。昨年はAJCCからのローテーションだったが、今年は11月のオーストラリア遠征以来となる。一昨年もAJCCからのローテーションでこのレースを制していることを思えば、舞台適性は申し分ないのだろうが、今年は休み明けになるレース間隔が最大の課題となる。
 追い切り本数は正直

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

気になる重賞を全方位で斬る! 望田潤の血統情報、井内利彰の調教、そして厩舎情報、データなど内容盛り沢山に、今週の注目重賞コラムをお届けします!

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング