今年の牡馬・牝馬クラシック戦線の中心格は…
先週はいろんなことがありました。
まずは新人騎手のデビュー。特に今年は16年振りとなる女性騎手・藤田菜七子フィーバーが凄いことになっていますね。それに伴い、初の女性騎手で現在マスコミに携わらせて頂いている状況からコメントを求められることも多く、長い放送局ではトータル3時間かけての電話取材もあり、ヘトヘトになってしまいました。
それにしても、これだけの注目を集めながら冷静な騎乗振りを見せ、コメントも言葉を選びながらの菜七子ちゃんの姿には感心をしてしまいました。この背景にはマスコミ慣れをしている根本調教師の存在や、実戦に近い形となっている現在の競馬学校の方針など、全てがプラスと働いているのでしょう。今週は先週以上の騎乗依頼数。本当に凄いと思います。
さて話は変わり先週の弥生賞、マカヒキ強かったですね。またルメール騎手のスタート後の判断が冷静かつソツのない動き。週中、馬房へ伺うと担当の大江助手も、「いや〜巧いですね。スタートで遅かった後、最初のコーナーまでは無理をせず、その後徐々にペースを上げて気づけばあの位置に。馬への負担も少ない騎乗、さすがとしかいいようがないです。レース後は今までの中でも1番良い雰囲気ですよ」と嬉しそうな表情でした。また馬自身も1戦を終えてからの現在の方が張りもでて、より素晴らしい馬体になっている印象。本番に向け、楽しみが広がる素晴らしい内容でした。
一方のリオンディーズは休み明けもあってか、やはり掛かってしまう結果に。ただこの1戦でガス抜きができる気もしますし、陣営&M.デムーロ騎手も本番では戦法を考えてくる気もするだけに、まだまだアナドレナイ気はします。いずれにしても上記2頭とサトノダイヤモンドを加えての3頭が中心格となりそうですね。
一方の牝馬路線も、メジャーエンブレムと先週のチューリップ賞での上位馬2頭シンハライトとジュエラーの3頭が抜けた存在と言えるでしょう。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。