前走8着で休み明けというGI馬をどのように扱うか
今週の阪神大賞典は、比較的低調なメンバーと言ったら失礼だが、渋いメンツの登録馬になっている。
登録馬中唯一のGI馬がトーホウジャッカル。唯一のGI馬だからやはり強いのか、そういうものでもないのか……ということで、ちょっと調べてみた。
阪神大賞典に1頭だけGI馬が出走したケースは過去20年で[5-2-0-3]。おお、やはり強い……と考えるところだが、そう、5勝のうち3勝はゴールドシップによるものである。また、残り2勝もマヤノトップガンとナリタトップロードで、1番人気。2着2回はともに2番人気馬によるものだ(他に2番人気で8着となった馬が1頭)。
今回何番人気になるかはともかく、前走8着で休み明けという同馬をどのように扱うか、悩みどころだ。
ちなみに日経賞で同じことをやると[2-0-0-5]。大阪杯では[1-2-2-2]。3レース合わせると[8-4-2-10]。ゴールドシップが頑張って引き上げたわりには全体として勝ち切れていないという印象だ。回収率は単59%・複81%。来ても人気なので回収率か伸びない、人気にならない馬はけっこう飛ぶ……ということで全体の数字は伸びない。
こうして見ると、アタマ付けは無しかな〜というのが個人的な心境。ただ今回は頭数が手ごろということもあり、完全に消すのも難しい。的中頻度を獲得するための押さえ、という感じだ。