G1馬5頭が並ぶ大阪杯で、本当に「買える」のは!?
東出ヒロ ちょっとちょっと〜ドバイの日本馬、かなりフィーバーしたんじゃない?
夏目行人 ウム。ドゥラメンテの2着は残念だったが、UAEダービーのラニ、ドバイターフのリアルスティールは見事だったな。
netkeiba編集部(以下:編) この勝利でラニはケンタッキーダービーに、リアルスティールは英国遠征も視野に入ったというのですから、楽しみは広がりますよね!
夏目 ケンタッキーダービーを制した日本人馬主といえば関口房朗氏がよく知られているが、そのフサイチペガサスも米国調教馬だからな。もしもラニが日本人馬主・日本人調教師・日本人騎手でケンタッキーダービーを勝ったら、まさにエポックメイキングといえるだろう。
東出 ワールドカップのホッコータルマエ(9着)は残念だったけれど、3年連続のチャレンジで良く頑張ったよね〜。
夏目 カリフォルニアクロームの勝ち時計は2分01秒8、これまでの記録を1秒以上も縮めるレコードだからな。相手も強かったということだろう。
編 ということで、先週の結果を報告いたしましょう。対象レースはそのドバイワールドカップで、結果は夏目さんのカリフォルニアクロームが1着、東出さんのムブタヒージが2着という結果でした。投票は23対23で、なんと二度目の同点となりました。ちょーっと投票数が寂しいことになっているので、今週は気合い入れてよろしくお願いいたします!
データ的には上位人気馬が強いレースだが……
編 第22回の答弁テーマは、G1馬が5頭出走予定の大阪杯です。今回は頭数も少ないので、おふたり2頭ずつの推奨馬でお願いいたします。では夏目さんから、お願いします。
夏目 王道路線のG2ということもあり、 [4-3-2-1]で複勝率90%、連対率70%と1番人気の強さが顕著に目立つ傾向となっています。さらに過去10年で馬券になった30頭すべてが近5走以内に重賞で掲示板にのっています。実績馬がストレートに実力を発揮しやすいレースといえるでしょう。相手として面白いのは6番人気が[2-2-1-5]で連対率40%と、1番人気に次ぐ2位の成績ということ。配当妙味を狙うならばこのあたりでしょう。
という全体の傾向がありつつ、私の1頭目は、アンビシャスです。4歳馬は最多の5勝を挙げており、[5-2-3-17]で連対率26%と堅調。いまの阪神は上がりの瞬発力が求められる馬場になっていますが、同馬は過去5走の上がり平均が33.74秒とメンバー随一、同じ4歳でも菊花賞を勝ったキタサンブラックが58キロでこちらが56キロなら、こちらに魅力を感じます。
2頭目はショウナンパンドラ。上がり平均は33.92秒とこちらも切れ者。昨年はラキシスが勝ちましたが、[2-0-1-3] で連対率33%と、牝馬も活躍するレース。前走ジャパンC以来のレースとなりますが、中9週以上が[5-2-7-29]で連対率16%と間隔をあけたローテーションでも結果が出ており、気にする必要はないでしょう。
編 ありがとうございました。では東出さん、答弁をお願いします!
東出 まかせといてっ。まず1頭目は