すっかり桜も葉桜になってきましたね。こんにちは、『馬券最終答弁』の東出ヒロです！ 桜花賞の予想は昨日済ませてしまったので、今日は阪神牝馬Sについて話していこうと思います。

　このレース、みんなが考えるのは、まずはミッキークイーン、スマートレイアー、ストレイトガールという実績馬のことだと思うんだよね。確かに、そうだと思います。でもミッキークイーンとストレイトガールは前走で結構な負け方をしながら休み明け、スマートレイアーは大きな脚質転換からの乗り替わり一戦目ということで、それぞれに不安な点もある。

そこで今回は、この3頭の「一角崩し」もしくは「二角崩し」でも「三角」でも良いんだけれど、とにかく有力馬の不安点を突いて台頭するような穴馬を「大・中・小」で3頭お伝えしたいと思います！

「小穴」はnetkeiba予想オッズ5番人気のウインプリメーラ！　持ち時計の1分32秒0は、そうそうたるメンバーでストレイトガール（1分31秒9）に次ぐ第二位。2走前の京都金杯で重賞初制覇、次走の京都牝馬Sは0秒2差の3着とステイゴールド産駒の「晩成タイプ」らしく6歳になって本格化。京都得意のイメージがあるけれど、阪神は10走して掲示板を外したのはわずかに2回。3歳時にチューリップ賞2着もあり、実が入ってきたいまなら、さらなる前進が見込めるハズ！

「中穴」は予想オッズ6番人気のカフェブリリアント ！　昨年の勝ち馬で、続戦したヴィクトリアマイルでも0秒5差の5着と健闘。その走破タイムが1分32秒4で、時計勝負になるとここらへんが限界かな……という感もあるけれど、母父カーリアン、母母父ウッドマンだから、母系はノーザンダンサーとミスタープロスペクター。そこに父ブライアンズタイムが一本筋を通している、力強さあふれる血統構成。ちなみに半姉（父アグネスタキオン）のサウンドオブハートも阪神牝馬S（13年）の勝ち馬。マイルは[3-1-0-4]だから、今年からの距離延長（1400m→1600m）はむしろ歓迎でしょう！

「大穴」は予想オッズ10番人気の