天皇賞出走馬の取材をして
いよいよ6週連続G1の開幕となりますね。春の天皇賞から安田記念まで。前年に引き続き、東京競馬場で行われる5週連続G1のレース後には、パドックにて勝利騎手を招いてのレース回顧をタレントの谷桃子ちゃんと行ないますので、よかったら是非とも足を運んでください。
さて天皇賞ですが、取材前はゴールドアクターとトーホウジャッカルでと思っていたのですが、水曜日の栗東取材でいろいろと心が動いてしまいました…。
まずはシュヴァルグラン。筋肉が柔らかく、とても使ってきている競走馬とは思えないほど。担当は過去にアドマイヤジュピタで春天を制している津田助手。状態について伺うと、「前回は、その前のレースを踏まえて意識的に絞って臨んでいた。もともと調教では動かないタイプなのでレースでの1戦が大きい。体重もそうだし、変わり身を見せる内容だったので今回は普通に調整をしてきた。その分、馬もストレスないと思うし、状態はいいよ」と、馬同様に柔らかで落ち着いた雰囲気。魅力的でした。
また前走のダイヤモンドSで圧巻の強さを見せつけたトゥインクルもハツラツとした面持ち。10月から月1のペースで出走し、しかも前3走が3600m・3000m・3400mと長距離ばかり。その点を踏まえて陣営も前走後から天皇賞1本に絞り調整を進めてきましたが、その判断がプラスとなっているよう。担当の古閑助手は、「休む前は感じなかったけど、休ませて帰厩してから、以前よりもトモの踏み込みがよくなっていると感じ、やはり疲れはあったのかな?と感じた」と振り返っており、「1番良いデキと思えた2走前の万葉S以上のデキを感じる」とのこと。斤量の面など克服しなければばらない点はあるとは思いますが、早めスパートで持ち味をいかすことができれば、アナドレナイ気がします。
あとはサウンズオブアースの筋力が以前よりもアップしている印象を受けました。一方、関東馬で気になるのは、ゴールドアクターとアルバート。人気薄とはなりそうですが、アルバートの長距離適性がメンバー中もっともあるような気がしてならないのです。まぁ天気のこともありますし、もう少し悩んで馬券を購入したいと思います。
それでは皆さん、当日は京都競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。