明日5月1日のWIN5は総出走頭数が83頭、総組み合わせ数が124万4160通り(土曜16時現在)。このまま出走取消等がなければ、総組み合わせ数は歴代5位タイの多さです。難度は非常に高く、数千万円から“億”クラスの高額配当が飛び出しても不思議はありません。また、仮に上位人気馬ばかりの組み合わせで決着したとしても、他の回に比べると票が分散する余地は大きいわけですから、結果的に妙味ある配当となる可能性が高いんじゃないでしょうか。いずれにしても当たった時の見返りは比較的大きいので、総点数を予算の範囲内に収められそうであれば、参加する価値は十分にあると思います。
個人的には、5レース中4レースがオープンクラスのレースである点もひとつのポイント。どのレースも好走馬の傾向がはっきりしており、早いうちから楽しみにしていました。3レース目の谷川岳S(新潟11R)は近走成績のいい差し馬、4レース目のスイートピーS(東京11R)は前走が芝1800mのレースだった馬を重視してみるつもりです。
◆天皇賞春はGIウイナーを素直に信頼したい
1レース目は4歳以上1600万下の晩春S(東京10R)。ここ3戦連続で2着に好走しているトーキングドラムらが注目を集めるでしょう。
2レース目は3歳オープンの端午S(京都10R)。比較の難しいメンバー構成だけに、支持は割れるかもしれません。
3レース目は4歳以上オープンの谷川岳S(新潟11R)。アルバタックス、ヤングマンパワーをはじめとする前走好走馬が上位人気に推されそうです。
4レース目は3歳オープンのスイートピーS(東京11R)。フルゲートの18頭立て、かつオープンクラスのレースで好走経験のある馬がほとんどいないメンバー構成だけに、人気は割れると思います。
5レース目は4歳以上GIの天皇賞春(京都11R)。土曜16時の時点ではキタサンブラック、ゴールドアクター、シュヴァルグランらが上位人気グループを形成していました。
[伊吹式WIN5ランキング 2016年05月01日版]
1位 京都11R 17.ゴールドアクター
2位 新潟11R 1.インパルスヒーロー
3位 東京10R 6.トーキングドラム
4位 東京11R 8.ウインクルサルーテ
5位 京都10R 12.ソーディヴァイン
【以上すべての馬を買うと1点買い】
6位 京都10R 16.トッコディルーチェ
7位 京都10R 15.コウエイエンブレム
8位 東京11R 4.ギモーヴ
9位 東京10R 14.テルメディカラカラ
【以上すべての馬を買うと12点買い】
10位 新潟11R 11.アルバタックス
11位 京都11R 1.キタサンブラック
12位 京都10R 8.エルフィンコーブ
13位 東京11R 9.ジェラシー
14位 東京10R 3.コンテッサトゥーレ
【以上すべての馬を買うと144点買い】
15位 新潟11R 4.シベリアンスパーブ
16位 京都11R 15.サウンズオブアース
17位 京都10R 7.スリラーインマニラ
18位 京都10R 10.マディディ
19位 東京11R 2.コルコバード
20位 東京11R 6.アオイサンシャイン
21位 東京10R 16.マカハ
【以上すべての馬を買うと1080点買い】
22位 東京10R 2.マンボネフュー
23位 新潟11R 13.グァンチャーレ
24位 新潟11R 2.ヤングマンパワー
25位 京都11R 8.シュヴァルグラン
26位 京都11R 9.トーホウジャッカル
【以上すべての馬を買うと3750点買い】
5レース目の天皇賞春(京都11R)は実績馬を重視したい一戦。「JRA、かつ天皇賞春を除くGIにおいて3着以内となった経験がない日本調教馬」は2011年以降[0-1-1-49]と勝ち切れていません。また「前走の条件がJRAか外国のGIかGIIでなかった馬」は2011年以降[0-1-0-18]。さらに「前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.7秒以上だった馬」も2011年以降[1-0-1-37]と安定感を欠いていました。今年のメンバー構成なら、昨秋のGIで優勝を果たしたキタサンブラックとゴールドアクターが有力候補と見て良さそう。さらに絞り込むなら、やはり5連勝中のゴールドアクターを重視すべきでしょう。
楽しみな伏兵が多いのは2レース目の端午S(京都10R)。2013年以降は「東京か京都、かつ500万下から上のクラスのレースにおいて連対経験のない馬」が[0-0-1-24]と苦戦しています。コース替わりがプラスに働きそうなコウエイエンブレム、ソーディヴァイン、トッコディルーチェに注目しておきたいところです。