4月14日、16日に連続して最大震度7の地震が発生した熊本県。当コーナーのレギュラーメンバー高倉稜騎手の出身地でもあります。地元・熊本への思い、家族や友人のこと、高倉騎手が胸の内を明かします。
(取材・文/大薮喬介)
「熊本地震義援金」に100万円を寄付
生まれ育った熊本で地震があったことに大変驚いています。
幸いなことに家族や友人は無事で、実家も被災を免れたとの報告を受けましたが、被災に遭われた方々のことを思うととても心が痛みます。
地震があった直後、すぐにでも熊本に行きたい気持ちでしたが、家族から「まだ来なくてもいい」と言われたこともあり、まだ現地には行けておりません。
しかし、まずは自分のできることをしたいと思い、熊本県が開設する義援金口座の「熊本地震義援金」に微力ながら寄付させていただきました。
アンテナショップで熊本の名産を購入する方や、ボランティアとして現地入りしている方々もおり、すでに善意の輪は全国に広がっています。
自分としても、5月中には一度地元に帰る予定で、何か役に立てることも検討したいと考えています。
各スポーツの分野で熊本出身の方々が、「熊本に恩返しがしたい、自分がプレイする姿で少しでも元気を与えられたら」と奮闘しています。
自分もその1人として、毎週のレースを精一杯頑張ると共に、少しでも早い復興を願っています。
JRAジョッキー 高倉稜
【次回のキシュトーークU25は!?】
短期免許で来日しているトミー・ベリー騎手の登場です。得意としている日本の競馬場、日本競馬とオーストラリア競馬の違い、日本馬のレベル、ダービーに出走予定のマウントロブソンのことなど、様々なことをお聞きしました。乞うご期待!