今週から復帰の浜中騎手、ミッキークイーンとのコンビ
前回と同じぐらいの体重で出走できそう
先週は予想が大ハズレでした…。あの日の馬場を考えると、800mが46.0で1000mが57.7は決して超ハイペースではなく、たんたんと流れた感じに。となると、前をおいかけた馬たちにとっては息の入らない形となってしまい苦しい展開になったように思えます。
一方、勝利したメジャーエンブレムは自分の形に持ち込めれば強いタイプだと再認識させられると共に、着差やこの馬の持ち時計から考えると、クイーンCの方がより高いパフォーマンスをしていたようにも…。それにしても桜花賞後は辛そうな表情をしていたルメール騎手だっただけに、今回のレース後における満面の笑みにはホッとしましたし、騎手は精神的に強くないと勤まらない商売だなぁ〜と改めて感じるものでした。
さて今週はヴィクトリアマイル。
人気の中心はミッキークイーンですが、鞍上の浜中騎手は今週から復帰に。そして今週の騎乗数は2鞍で、なおかつ落馬したダッシングブレイズが復帰初戦に。
「あえて絞ったの?」と聞くと、「たまたま2頭のみの騎乗依頼だっただけですよ」と浜中騎手。それにしても痛い思いをした馬での復帰戦というのは、ある意味試練というか根性もいること。その点に関しては、「あの落馬は馬の癖などではなく、自分自身が招いたもの。そんな状況にもかかわらず、また依頼をしてくれたことを考えると、感謝と何とかしたいという思いだし、1番人気で迷惑をかけてしまったファンの方々への気持ちもある」と、男が惚れるオトコ浜中騎手らしいコメント。期待したいです。
さてミッキークイーンですが、状態は抜群。担当する斉藤助手は、「ほんと良い」とニコヤカな表情。いつも適確なコメントかつ辛口な斉藤助手が、ここまで言い切るのですから、本当に具合がいいのでしょう。
もともと一度叩かれた方が良くなるタイプではありますが、阪神牝馬Sを使ったことで、いい意味でピリッとした緊張感と食も安定したようで、「当日は前回と同じぐらいの体重で出走できそう」とのこと。是非とも皆さん、チェックを。
それでは皆さん、当日は競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。