長距離路線組か、中距離路線組かあるいは海外遠征組か!? 春競馬を締めくくる宝塚記念は多士済々で、予想に頭を悩ませそう。そこで今回は『ウマい馬券』から予想家5人に、宝塚記念攻略のポイントを日替わりで語ってもらいます。第三回は「ローテ」について、双馬毅が予想のヒントを伝授します!文=
双馬毅適性を見極め、ベストの条件で狙う
6月4日の東京3レース、未勝利のダート1400m戦。
このレースでは10番人気で2着に好走したジュメイラを本命にして、馬単1万1920円、3連単8万760円を○◎△と本線で的中。『netkeiba』の
「ウマい馬券」の予想で推奨した馬券も、3300円の購入資金で12万6970円の払い戻し。
私が購入した馬券の払い戻し金額も360万円を超えました。
私自身は、ウマい馬券で指定する数倍以上の金額で馬券を買っていることになりますが、私も最初は1レース3000円程度の資金で馬券を購入していました。
競馬は、理論を追求すれば1レース数千円の購入資金からはじめても、1レースで数百万の払戻金を狙えるぐらいの購入資金に増える。と私自身の馬券が証明しています。
私の理論は「競走馬が発揮する能力はローテーションによって変わること」を重視します。
6月4日の東京3レースで本命に推奨したジュメイラもその理論に基づき本命に選びました。
同馬の2走前は、3走前の1700mよりも短い距離に出走した「短縮ローテ」この臨戦過程ではメンバー中最速の上がりを記録。勝ち馬とは0.8秒差の9着と大幅にパフォーマンスを上げました。
3走前、4走前は勝ち馬から3秒以上離されての大惨敗をしていた馬。それが最速の上がりを使えたのは短縮ローテーションへの適性が高い馬だから。
同馬の「短縮適性」をさらに確信したのが前走(5月7日芝1600m)の競馬。前走のジュメイラは2走前の1200mよりも400m距離が延びる「延長ローテ」道中から掛かり気味に追走したために直線で失速。勝ち馬から1.5秒離されての11着。延長ローテを苦手としているからこその凡走。
延長ローテを苦とする馬は、短縮ローテで大幅にパフォーマンスを上げる特徴を持った馬が多いのです。
また、私は馬体や血統も参考に、各馬の適性を判定(双馬メモとして公開)しているのですが、ジュメイラは「ダートの短縮向き」と判定した馬。本命に抜擢した6月4日は「短縮ローテのダート替わり」ですから、能力発揮には最高の条件が揃いました。
以上のような予想プロセスで私は常に予想を行います。
では、私の理論で、宝塚記念を展望しましょう。
宝塚で狙える理想のローテ馬は
私が、今回の宝塚記念で「能力が発揮しやすいローテーション」で出走できると考えている馬は…
双馬毅の宝塚記念・最終回答は『ウマい馬券』でチェックしよう! ※予想はレース前日深夜に公開予定です