▲今週は、ゼーヴィントが勝利したラジオNIKKEI賞のレース回顧(撮影:下野雄規)
初コンタクトで伝わってきたのは“瞬発力”
Q. ラジオNIKKEI賞でのアーバンキッドですが、大方の予想では前に付けると思われていました。私の考えでは、内の馬が並んで前へと行ったので後方を選んだのだと思いましたが、実際はどうだったのでしょうか? アーバンキッドは末脚を生かすほうがいいタイプなのでしょうか?A. アーバンキッドに騎乗することが決まり、まずは過去のレースを見返してみた。そこで得た印象は、前進気勢が強く、出していくと掛かる可能性がありそうな馬だということ。多少掛かったところで終いも伸びてくる馬もいるが、アーバンキッドに関しては、道中掛かったぶんだけ終いが少し甘くなる馬、という印象を持った。
いっぽうで、内枠から出たなりで我慢させた毎日杯(2枠2番から内々5番手)では、瞬発力を生かす形で2着。スローペースの重賞でああいう競馬ができるということは、先行策だけにこだわる必要はないなとも思っていた。