ビッグアーサー、精神的にもフレッシュさいっぱい
夏競馬が終わりましたね〜。この夏は福島・函館・新潟とお邪魔し、函館から福島入りとなる際には、初となる北海道新幹線も体験。また息子を連れての函館・福島でしたので、息子にとっても競馬場デビューと記念の夏となりました。皆さんは、いかがでしたか?
さて話は先週の競馬の話題に。
まず新潟記念ですが、大外の外ラチまで馬群が広がる面白みのあるレースとなりましたね。そして1・2着馬は年齢的にも、これからの馬。そういった意味でも今後に夢が広がる1戦となった気がします。
勝利したアデイインザライフは、折り合い面に課題もあり、現時点では緩急をつけにくい馬。その不器用さや今後のことも考え、馬のリズム重視にレースを進めた横山典弘騎手。5ヶ月の休み明けや戦歴の浅さを考えても、今後への可能性が非常に面白くなってきました。ディープインパクトの仔で560キロある馬体ですが、脚の運びに重たさを感じさせませんし、最後の切れ味は鋭さと迫力の両方を感じるもの。弱点を理解している中で、萩原厩舎&横山典弘騎手コンビで馬を作り上げている過程にも魅力を感じますし、今後が楽しみとなりました。
一方、負けはしましたが、アルバートドックも完璧な運び。結果のでていなかった左回りで走れた点も収穫がありましたし、馬自体が非常に成長している印象を受けるものでした。
そして小倉で行なわれた2歳Sですが、レーヌミノルの圧巻振りには驚かされました。時計的にも優秀ですし、前半少し行きたがるところは見せたもののすぐにおさまっており、今後距離が伸びても対応できそう。楽しみです。
さて今週は秋のG1スプリンターズSに向けての前哨戦・セントウルSとなります。
高松宮記念の覇者ビッグアーサーですが、「まだユルサと太め感はありますが、状態は凄くいいですよ」と犬山助手。確かに、張りという点では叩かれて変わりそうな雰囲気を感じますが、全体的に柔らかみある筋肉をまとい、精神的にもフレッシュさいっぱいで好印象を受けます。当日の馬体重においては、「なんとか+10キロ前後にできれば良いですね」とのこと。あくまでも前哨戦なのでメイチの仕上げとはいきませんが、走れる状態にはあり、十分期待できると思えます。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。