先週のセントライト記念はちょっと衝撃的な結末…
先週のセントライト記念は、1、2、3番人気と人気通りの決着。しかも3頭ともディープインパクト産駒だった。
実はこれはちょっと衝撃的な結末。というのも、それまでセントライト記念はディープインパクトにとって苦手レースだったからだ。
2015年まででは、ディープインパクト産駒はセントライト記念で[0-1-1-14]だった(新潟施行の2014年は含めていない)。しかも1番人気が2頭飛んでもいた。上がり勝負になりにくいレースなので、ディープの強みが出にくかったのではと思われる。
その点今年はディープ×ブライアンズタイムで「キレないディープ」系の2頭がいて、それが1、2着。これはまあ納得いくのだが、プロディガルサンに3着されると、もはやディープの波は止められないという感じだ。
では、同じコースで行われるオールカマーはどうなのか。実はこれまで出走したのべ10頭のうち5頭は新潟施行の2014年なのでサンプル不足ではあるのだが、[1-0-1-3]。良いようなそうでもないような……という内容だ。仕方ないので、古馬1000万以上の中山芝2200mで見ると、[3-2-1-18]。回収率は単複とも70%台でこれも普通。これまた判断に苦しむ。
ただ、セントライト記念の流れが変わってきたことを考えると、こちらでもディープインパクト産駒に手を出してみる価値はある。マリアライトはどのみち多くの人が検討しているだろうが、個人的にはサトノノブレスもちょっと気になる。中山実績がなく昨年のオールカマーも大敗しているのだが、オールカマーも持続力勝負になりやすいレースなので、この馬のテイストには合っているはずなのだ。馬場が渋ったままだと特にディープ2頭マルチが機能するかもしれない。
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