スマートフォン版へ

デビューが近い馬の近況(須田鷹雄)

  • 2016年11月01日(火) 18時00分


◆評価が高いフランケル牝馬ファヴォーラ

 海外でこの原稿を書いているので、身内ネタに走るしかない。

 まず先日5回京都の終わりか5回阪神と書いたカレンカカは、11月19日の京都芝1800mを川田騎手で使われることになった。安田厩舎には珍しい、予想より長めからのデビュー。距離もちそうとは聞いていたが1800mとは。ノーザンファームの強いディープが出てきてキレ負けしそうな気もするが、川田騎手は位置も取るタイプだし、健闘を期待したい。

 そのカレンカカとは近親どうしになり、しかもクロフネ産駒なのが平田厩舎のサンライズチャージ。10月はじめに入厩したが動きが良いようで、平田師も楽しみにしている様子だった。

 平田厩舎の未入厩組では同じダート中距離タイプ、ゴールドドリームの半弟ペルランヴェールが期待されているようだ。上はなにをするか分からない怖さがあったが、弟は扱いやすいそうで、それが競馬にいってプラスなのかどうかだろうとのことだった。いったん出されていたが、入れて阪神のうちには使えるのでは、とのことだった。

 他でちょっと耳にしたのが、ファヴォーラの評判のよさ。三嶋牧場生産のノーザン育成だが、牧場でも信楽でも評価が高かったとのこと。既に好走馬が出ているフランケル牝馬だが、この馬は2000mくらいまでは視野に入りそうとのことだった。

須田鷹雄+取材班が赤本紹介馬の近況や有力馬の最新情報、取材こぼれ話などを披露します!

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング