海外競馬に日本一詳しい男・合田直弘氏が、2016年BCフィリー&メアターフの出走予定馬を全頭解説! 各馬の概要はもちろん、重賞戦績からそれぞれの“ストロングポイント”もピックアップしてくれました。
BCフィリー&メアターフ・全頭解説リスト
シーカリシ(米・牝4歳)
仏国産馬。3歳時は欧州で7戦し、G2マルレ賞(芝2400m)を含む2勝。G1ヨークシャーオークス(芝12F)3着、G1ヴェルメイユ賞(芝2400m)3着の実績を残した。今季から北米在籍。初戦のG2シープスヘッドベイS(芝11F)でいきなり北米重賞初制覇。そして北米3戦目のG1ビヴァリーディーS(芝9.5F)で、持ち前の末脚がさく裂してG1初制覇を果たしている。
キャッチアグリンプス(米・牝3歳)
米国産。カナダ調教の3歳馬。2歳時、デビュー2戦目から3連勝でG1BCジュヴェナイルフィリーズターフ(芝8F)を制覇。3歳を迎えた今季も、先行力を武器に初戦から5連勝、通算8連勝でG1ベルモントオークス(芝10F)に優勝。しかし、サラトガのG2レイクプラシッド(芝9F)で2着に敗れて連勝がストップ。前走G1クイーンエリザベス2世チャレンジカップS(芝9F)は7着に敗れている。