ミッキークイーンと気になる2頭
寒い…とにかく寒い。水曜日の朝のトレセンは、空は明るいのに小雨が降る状況。
(11月って、こんなに寒かったかな?)と思えるほど寒く、坂路からの帰り道となる場所でタッチングスピーチを待っている時には、凍ってしまいそうでヒエヒエ。以前には感じなかった状況に、これが歳を取るということなのか?と自問自答を繰り返すうち、身も心も寒くなり、悲しくなってしまいました。
しかしその一方で、「暑いわ〜汗かくわ〜」と、スタンドまで愛馬を曳いてきた担当者の方の呟きがあちらこちらで聞こえ、隣で額の汗を拭く姿には、(私が寒いのは、単に仕事していないだけか…)と、反省に転換。毎年思うことですが、だんだんと寒さが増すこの時期は、より毎日現場で働く方々の姿に頭が下がる思いです。
さて話は変わり、今週はエリザベス女王杯となりますね。
今回のメンバーを見ると、中心格となりそうなミッキークイーンは前哨戦から本番への変わり身を見せてきた馬ですし、クイーンズリングは距離の点、マリアライトは前哨戦でもう少しパフォーマンスがほしかった所もありましたし、タッチングスピーチも休み明けと、軸馬をどれにしようか?迷うところも。
迷いに迷いましたが、浜中騎手との会話に、(やっぱり軸はミッキークイーンでいいかな?)と思えました。
確かに前哨戦を使うことによって、ゲート内での落ち着きや勝負所での反応がよくなるところはあり、その点を浜中騎手も話していました。しかしながら、「内回りでない点と、今まで築いてきた基盤もあるので、クリアできると思う」と、愛馬と歩んできた道のりが自信となっていました。
さて栗東から他に気になったのは、タッチングスピーチと、ヒルノマテーラ。
ヒルノマテーラに関しては中1週と、ここを目標に作ってきたわけではないですし、間隔も詰まっており条件的には厳しいですが、馬の雰囲気が非常に良く、追いきり後の四位騎手も、「強気なことは言えないけど、前走時は、まだ仕上がっていないのかな?と思える中で勝ってくれた。自在性もあるし、当日ナーバスになっていなければいいね」と、控えめながらも楽しみにしているようでした。
それでは皆さん、週末は競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。