面白みのあるメンバー、枠順となったチャンピオンズカップ
枠順に大喜びだったコパノリッキー陣営
武豊騎手に北島三郎オーナー、絵になる表彰式でしたね。オーナーは50年目にしてG1馬と出会い、これでG1勝利は3つ目に。しかもジャパンカップですから、この喜びはまた格別のものがおありだったことでしょう。
それにしても、当日のパドックでのキタサンブラックのデキは素晴しいものでした。
心身のバランスが整い、体幹がしっかりとし、左右均等なバランスの作り。惚れ惚れとしてしまいました。また3着となったシュヴァルグランも、ようやく本格化したと思える大人の馬格に成長。今後の可能性が広がるものでした。一方、ゴールドアクターに関して言えば、もともとが気性の激しい馬だけに、体を作れば気持ちが高ぶり、気持ちを重視すれば体に影響してしまうように感じ、「G1に挑む」という点においてこういったタイプは、心身のバランスを整えることが非常に難しいように感じました。
さて今週の月曜日、カリスマ装蹄師・西内荘さんと見栄晴さんの番組「競馬のおはなし」に出演させてもらいました。
騎手時代には全くもって気づくことのできなかった装蹄の視点ですが、今は、装蹄が競走馬にとっての土台であり、バランス・筋肉・そして性格においても最終的には影響を及ぼしてしまうほどの、とても重要な役割を担っていると感じています。
それだけに、もっと西内さんのお話を伺いたかったのですが、ゲストということもあり、自分の話をしてしまい…反省と後悔でした。
次回出演できた際には、マニアックな話となりそうですが、西内さんにいろいろ教えてもらいたいと思いました。
さて今週は中京でのダートG1・チャンピオンズカップとなります。
そして前日の土曜日には、愛知県競馬組合所属の女性騎手・宮下瞳騎手と木之前葵騎手と共にトークショーを中京競馬場で行います。
特に宮下騎手とは、現役復帰をされてから初めてお逢いすることとなるので、私自身も非常に楽しみにしています。
さぁチャンピオンズカップですが、面白みのあるメンバーそして枠順となりましたね。コパノリッキー陣営は大喜びでした。
取材の中で気になったのがラニ。前走は右回りに戸惑いチクハグな競馬になってしまいましたが、左回りの直線長い舞台はラニ向き。気持ちの面がかみ合うかどうか?分からない部分もありますが、押さえておきたい1頭です。
それでは皆さん、週末は競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。