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今週もデインヒルと社台?

  • 2016年12月16日(金) 19時00分


◆社台ファームに改めて感服した次第

 先週の阪神JFはソウルスターリングが優勝。フランケル、藤沢先生はさすがでした。モンズーンにも謝らなければなりません。ボクも、馬券で損する罰を受けましたが(笑)

 そして育成を手がけた社台ファームにも改めて、感服した次第。阪神マイルは、阪神JF、桜花賞、そして朝日杯FSと3つのG1が行われる舞台ですが、ここ数年社台ファームの育成馬が特に輝く舞台。

 昨年の朝日杯FSも3頭出走したうちの2頭が馬券に。シャドウアプローチは11人気の人気薄ながら3着。なお、2013年以降、社台ファーム生産馬は阪神マイルG1に20頭が出走。半数の10頭が馬券に。複勝回収率も189%。

 競馬は農業ですから「血」を設計し、育む「人」も重要。当舞台では社台ファーム育成馬に特に注目せねばなりません。

 朝日杯FSの社台ファーム育成馬は2頭。アメリカズカップは父マンハッタンカフェ。同種牡馬の産駒ではレッドディザイア、トレンドハンターが阪神マイルG1で馬券に。そして、サトノアレスは先週のソウルスターリングと同じく藤沢&社台の育成馬。母父はデインヒル。

 先週の勝ち馬ソウルスターリングの父フランケルの母父はデインヒル。先週土曜のチャレンジカップで2着のベルーフも父はデインヒルの系統。デインヒルの血を持つ馬は28頭出走して13頭が馬券になっています。

 今週もフランケル産駒のミスエルテがエントリー。先週の結果と先週の馬場コンディションを見ると、軽視するのは危険な気もしてきましたが…。

 フランケルをどうするか? なんて難しい問題よりもダート1200mでサウスヴィグラスを買いまくるのが先週の馬券も正解でした。サウスキング、スピーディクール、ラブミークンと本当に凄かったです。これは馬場云々ではなく、年間通じて有効なことですけれども。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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