寒い…、本当にマジで寒すぎ…。
日本全国、寒波が襲っておりますが、栗東も例に漏れず。雪もかなりしっかり降っています。
日曜午後、雪に埋もれた調教コースの様子をニュースでお伝えしました。そして、その後も寒さは衰えることなく、5日経った金曜日の段階でも雪はしっかり残っています。そんな中で、またしても降雪の予報…。また来るのか!?とゲンナリしているのが正直な感想です。
とにかく!雪が続くと、競馬が予定どおり行われなくなるのが一番の悩み。結果的に厩舎スタッフの皆さんは休日返上で馬たちの調整をしたり競馬に行ったりせざるをえなくなります。予定が立たないのでは、何より馬たちが疲れてしまいますよね…。今週はちゃんと予定どおり競馬が行われて欲しい。ただただ、祈るのみです。
さて、今週はダート界の新星・ミツバにあってきました。今週の東海ステークスに登録はありましたが、予定どおりこちらではなく2月1日の川崎記念に向かいます。父は2005年、2008年最優秀ダートホースだったカネヒキリ。屈腱炎から復活した、ミラクルホースでありました!あの筋肉モリモリの馬体、凄かったですね〜。
にもかかわらず!?息子のミツバは…「あれ、牝馬?」と思わず言ってしまったほど、華奢!そして、なんかめちゃめちゃ可愛い!!可愛すぎる!!!すでに5歳ですが、どこか子供っぽさが抜けない印象なんです。ルックス面でも、競走馬としての機能という点でも、まだまだ成長の余地がじゅうぶんというかんじがします。
「やっと、ようやく、ついて欲しいところに筋肉がついてきてくれました」と担当の千引助手。ブラジルCのころはまだ大きな変化は見られなかったとのことですが、前走のベテルギウスSはプラス8キロ。このあたりから筋肉がついてきたとのことでした。ただ、ここまでずっとカイバ食いはよかったとのこと。これまでは、思ったように実になってくれなかったんですね〜。それでもずっとあきらめずに仕上げ続けてきた、ようやくここにきて実になってきたとは何よりです!ほんと、よかったですね。
現段階では獲得賞金が少ないために思うようにレースに出走できません。とにかくしばらくはコツコツと賞金をためていくのが先決でしょう。今年の後半には、大レースに出れるかな?あのブラジルCで魅せた逃げもよし、ベテルギウスSで見せた差しもよし、自在性のある戦術でダート戦線を盛り立てて欲しいものです。期待しています!
東海Sはダート初チャレンジのラストインパクトが出走しますね。「長くいい脚が使えるので、その持ち味がいきるといいですね」と前川助手。芝では切れ味がやや足りないところがあります。「ダートは未知数ではありますが、そういった足りない部分がダート替わりでうまく補えれば」(前川助手)と厩舎サイドも期待を寄せていましたよ。頑張ってくださいね〜!