ターファイトクラブ、悲願のGI制覇なるか
3月になりました。チューリップ賞、弥生賞とクラシックに直結するトライアルが終わり、そのシーズンが本格化を迎えます。私は冬の小倉開催に毎年顔を出しますが、日本海側にある福岡県は、北海道とはまた違う海の幸がおいしい場所で、特にふぐの時期でもあります。ローカル開催の魅力は、食の楽しみもその1つです。今年は2月26日に行ってきました。
たまたま、出資しているローズウィスパーが日田特別に出走。このクラスは昨年11月の土湯温泉特別でクビ差2着という戦績があり、昨夏に初勝利を挙げた小倉コースということもあり、2番人気に支持されていました。レースは中団より後ろからロングスパートで一気に差し切り、着差以上に強い内容を見せて快勝。ライブ観戦で愛馬の勝利を見ることができたのは、本当に嬉しい限りでした。
▲パドックでのローズウィスパー、ライブ観戦での愛馬の勝利は格別
「レース間を詰めていくと良くないタイプで、約2カ月ぶりだったことも好結果につながったと思います。まだまだこれからの馬ですので、頑張って育てていきたいと思います」
と、池添学師はレース後に話すとともに、騎乗していた北村友一騎手は
「素質は高い馬で、昇級しても十分戦える力はあると思います。ローカル開催で2勝していますが、阪神や京都でも全く問題はないタイプだと思いますし、個人的にも楽しみな存在ですよ」
とコメントしてくれました。
ワークフォースは、期待ほどの産駒成績を挙げることができず、アイルランドのノックハウススタッドへ移動しました。しかし、馬格に恵まれた産駒を出す種牡馬で、どこかのタイミングで大物が出るのでは…という期待を個人的に持っており、今年もシルクホースクラブでロゼカラーの15(牡、馬名ローズサクシードに決定)に出資しています。ローズウィスパーの祖母がロゼカラー、薔薇一族との相性が良いと勝手に思い描いている私の期待に応えてくれるかどうか…。ロゼカラーの子にも気持ちが入ります。
話はローズウィスパーに戻しますが、その次走は、3月26日に阪神芝2000mで実施される四国新聞杯を予定しているとのことです。昇級初戦ですが牝馬限定戦という点からも、何とか頑張って欲しいと思います。
さて、ディープインパクト産駒の大物が、社台グループ以外のクラブから登場しました。