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◆大崩れの心配もなく、期待できるミッキークイーン

　NHKマイルは、荒れましたね。

　1番人気のカラクレナイは、この2戦よりもテンション高めの印象を受けましたが、騎乗したデムーロ騎手は、その点はあまり気にならなかったと語り、敗因については分からない様子で、「牝馬はこういうことがあるから…」と、少し残念な様子でした。

　また陣営においては、初輸送や高めのテンションに加え、馬込みに入ってのレースが初めてだっただけに、その点を馬も気にしたのではないか？と振り返っており、個人的にも(そうかもしれないな〜)と思えるものでした。

　さて一方、勝利したアエロリットですが、当日のデキに加え、スタートダッシュの良さと、馬と併せないような形でレースを進めた横山典弘騎手の愛馬の性格を理解しての好騎乗によるものだったのではないでしょうか。

　私はレース前、枠が外すぎることに不安を抱いてしまい本命にしようと思っていた印を下げてしまいましたが、真逆で、外枠は好材料だったのでしょう。反省でした。

　さて今週末はヴィクトリアマイルとなります。

　本命はミッキークイーン。もともと休み明けを叩かれて良くなる馬。

　これは馬の状態面だけでなく、勝負所での反応においてもそうで、浜中騎手も前走を振り返り、「やはり勝負所でモタモタとしたけど、あれはいつも通り」と話し、「昨年の秋は脚元のこともあった。エリザベス女王杯においては大敗もあると思っていた中で3着。改めて力を感じたし、今回は凄く良い」と、自信。またこの馬の良さは、スタート後にポジションをとりに攻めたとしても、その後の折り合い面に不安を残さない点。ペース次第での臨機応変な対応ができるということは、大崩れの心配もなく、期待できると思えます。

　あと気になったのは、ジュールポレール。

　非常に肌の薄い良い馬であると共に、レースセンスが良く、前走においては勝負所での手応えの良さに魅力を感じます。

　これまで体質が弱く、ムリをせずに使ってきた馬。今回3戦目となりますが、状態面においては今までで1番の様子。楽しみです。

　それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。