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◆ズバッと消せる大ネタだけで構成した

須田　井崎センセイが自信満々だった先週のオークス予想でしたが……2着のモズカッチャンと3着のアドマイヤミヤビはいずれもヌケ。見事な大ハズレでございました。

井崎　いやあ、ソウルスターリングの強さに改めて驚かされたねえ。モズカッチャンに並ばれたところから突き放して、終わってみれば完勝。本当に素晴らしい内容だったよ。

須田　馬場や展開も先行勢に向いたとはいえ、まだまだ余裕が感じられましたからね。牡馬や古馬が相手でも面白そうで、秋にどんな姿を見せてくれるのか楽しみですよ。

井崎　今年の3歳牝馬は、結果的にはソウルスターリングの「一強」だったということだよな。対照的に牡馬は、いまだにどの馬が本当に強いのか……わからないよな(笑)。

須田　レースのたびに上位がコロコロ入れ替わりますからね(笑)。それに、人気を集めそうなアドミラブルが大外枠に入ったじゃないですか。混戦も混戦、大混戦ですよ。

井崎　でもさ、こういう時こそ役立つのが消去ネタだと思うんだよ。ズバッと消せる大ネタだけで構成したんだけど、それでキッチリ6頭にまで絞れちゃったしさ。

須田　確かに今回はどの消去ネタも、精度が高めですよね。そしてなんと、最初のネタでいきなり人気の一角であるレイデオロが「消し」になっているという……。

井崎　そうなんだよ。久々の皐月賞でなかなかの内容を見せたけど、パターン的には鉄板級の「消し」なんだよな。最後に馬券に絡んだ例なんて、かなり前だと思うぞ。

須田　いま調べてみましたが、2000年以降で83頭が出走して、馬券に絡んだのは2003年3着のザッツザプレンティだけ。その前は1998年のボールドエンペラーですね(笑)。

井崎　やっぱり来てないねえ(笑)。こんなパターンを、しかも人気で買うというのは、やっぱりオススメしづらいよ。消去法的にはやっぱり「消し」で正解だと思う。

須田　そして、ダービーで異様に強い「1枠1番」のダンビュライトも、前走馬体重ネタで消されているんですね。そして、大外に入ったアドミラブルも「消し」ですか。

井崎　そりゃあ、消すのはどっちも怖いよ。でも、最内枠は明らかに「来すぎ」で、いまさら後追いで買うのはどうかなあ。それに、ダービーが外枠不利なのは明白だしさ。

須田　なるほど。この6頭ならば配当的にも期待できるでしょうし、大一番にふさわしい「張り合い」もありそうですな。ココはビシッと決めていただきたいものです。

☆04番スワーヴリチャード
☆06番サトノアーサー
☆07番アルアイン
☆10番ベストアプローチ
☆13番カデナ
☆15番ダイワキャグニー

・前走が5番人気以下、かつ4着以下だった馬
※過去10年[0-0-0-52]
●2016年該当馬→マウントロブソン(7着)、マイネルハニー(16着)、プロフェット(17着)、ブレイブスマッシュ(18着)
○2017年該当馬→アメリカズカップ、マイスタイル、クリンチャー、トラスト、マイネルスフェーン、レイデオロ、ジョーストリクトリ、キョウヘイ、ウインブライト

・前走1着馬をのぞく、前走が5番人気以下かつ馬体重479キロ以下だった馬
※過去10年[0-0-0-41]
●2016年該当馬→マウントロブソン(7着)、レインボーライン(8着)、アグネスフォルテ(14着)、マイネルハニー(16着)、プロフェット(17着)、ブレイブスマッシュ(18着)
○2017年該当馬→ダンビュライト、アメリカズカップ、マイスタイル、クリンチャー、トラスト、マイネルスフェーン、キョウヘイ、ウインブライト

・前走3番人気以内馬をのぞく、6〜8枠に入った馬
※過去10年[0-0-1-44]
●2016年該当馬→レッドエルディスト(9着)、アジュールローズ(12着)、ヴァンキッシュラン(13着)、プロフェット(17着)、ブレイブスマッシュ(18着)
○2017年該当馬→ペルシアンナイト、レイデオロ、ジョーストリクトリ、キョウヘイ、ウインブライト

・馬番17〜18番に入った馬
※過去10年[0-0-0-19]
●2016年該当馬→プロディガルサン(10着)、プロフェット(17着)
○2017年該当馬→ウインブライト、アドミラブル

2016年残った馬→マカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、エアスピネル、リオンディーズ、スマートオーディン、ロードクエスト、イモータル

【2016年結果】
1着:マカヒキ(○)
2着:サトノダイヤモンド(○)
3着:ディーマジェスティ(○)

2017年上半期[星取り表]:○●△●△●●●●●●●●●●◎●△●●●