【古谷剛彦のクラブライフ】思い入れあるウインマーレライの半弟に期待
◆クラブライフも17年、夢を現実のモノに
春のGIシリーズも、「宝塚記念」を残すのみ。来週からJRA北海道シリーズが始まりますが、かつての2歳戦は北海道シリーズを皮切りにスタートしていたことから、来週から本格的に2歳戦がスタートすると言っても過言ではないでしょう。
クラブ会員の方々にとって、POG本が出た頃から気持ちも高まり、出走するとなると、来年のクラシックを…と期待も膨らんでくることでしょう。競馬の仕事をしている身である僕でも、出資した馬の中で、POG本で取り上げる機会の多い馬が出てくると、思わず「おっ!」と声が出てしまいます。昨年は、リゾネーターがPOG本で取り上げられ、2戦目からブリンカーを着用すると本領発揮し、ダートでオープン特別を勝つまでに出世しています。「兵庫チャンピオンシップ」は、1番人気に支持されたものの、小回りの忙しい流れと、ゴールデンウィークで渋滞状況を意識しながら輸送を考慮した仕上げだったことも影響したか、勝負所での反応が今ひとつとなり、4着に敗れました。しかし、今度は大井2000mと舞台が変わる「ジャパンダートダービー」を予定しているとのことで、大一番での巻き返しに期待したいと思います。
そして、今年の2歳馬たちでは、自身初のディープインパクト産駒への出資となった、母ペンカナプリンセスと母コスモチェーロの2頭には、これまで以上の期待が高まります