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【四位洋文×藤岡佑介】第5回『ジョッキーをリスペクトし、話を聞いてくれる厩舎スタッフが増えてほしい』

  • 2017年06月07日(水) 18時01分
with 佑

▲ダービーが終わり新馬戦がスタート、「馬作りに大事なこと」を四位騎手が語ります


四位騎手とのじっくり競馬談義も今回が最終回。ダービーが終わり新馬戦がスタート。「ジョッキーが意見を言える環境で試行錯誤できるのが馬作りには大事」と四位騎手。そんな先輩の言葉ひとつひとつを、佑介騎手は噛みしめて聞いていきます。最後に「昔からnetkeibaのヘビーユーザー(笑)」と明かした四位騎手。何とも意外な一面が明らかに!(取材・構成:不破由妃子)


(前回のつづき)

最近は、馬を感じて乗っていないように見える若手も多い


佑介 以前、池添さんとの対談でも話題に上がったんですが、四位さんのように大レースをたくさん勝ってきたジョッキーは、ここぞというステップレースを必ずモノにしますよね。そこが本当にすごいなぁといつも思っているんです。

四位 すごくなんかないよ。それだけその馬が強いということ。

佑介 いやいや、強い馬を順当に勝たせることがどれだけ難しいか…。

四位 ああ、それはそうだね。俺もそういう場面に直面したとき、今でも「どうやって乗ればいいんだろう…」って思うよ。でもそれはさ、ジョッキーにとって永遠のテーマなんじゃないかな。佑介はそう言ってくれるけど、そこに俺だけの秘訣とか、そういうのはないよ。

佑介 僕が一番印象に残っているのがレッドディザイアのエルフィンSで、あのときはレース前から「ここで勝つかどうかで、この馬の運命が決まる」とおっしゃっていましたよね。で、実際に勝った。

四位 ああ、確かにあのレースで

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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