◆今年は該当登録馬が4頭いる強力なデータ この重賞は堅い、という話を書くのは夢が無いのだが、ユニコーンSは堅い重賞だ。
過去10年、全馬均等買い時の回収率は単30%・複58%。優勝馬はすべて1〜3番人気の範囲から出ている。3着の穴は少しは出るのだが、2着も10頭中9頭が4番人気以内だった(残り1頭は9番人気)。
そんな重賞なので、なるべく無駄のない買い目を組まなければいけない。まず、前走500万条件勝ち組は思い切って軽視してみたい。500万勝ち→オープンで負け→ユニコーンSと、500万勝ち→ユニコーンS勝ちならさほど価値は変わらないように思えるが、実際には異なっている。
前走500万条件勝ち馬は過去10年で[1-1-2-43]。ここ3年は馬券に絡んでいない。連対した2頭はいずれもこの時点でダートでは負けなしかつ着差0.3秒以上。今年の登録馬で条件を満たす馬はいない。
前走オープン出走馬にも厳しい条件が課せられる。前走条件戦組を除いた馬たちのうち、前走10着以下は[0-0-2-31]で連対なし。前走6〜9着も[0-1-0-20]。で苦戦している。
それどころか、前走3〜5着ですら[0-1-2-18]で連対1頭のみ。ということは……そう、前走オープン連対馬が[8-7-5-13]で圧倒的に幅をきかせているのだ。
過去10年、該当馬が連対しなかった年は無く、ワンツーが10年中5回。今年の該当登録馬は4頭いるので、まずはこの馬たちを吟味することが予想の第一歩となる。
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