東京ダービーの悔しさをぶつけて欲しいキャプテンキング
こんにちは!南関東競馬も非常に暑い熱い毎日が続いております。大井競馬場、川崎競馬場、船橋競馬場はナイター競馬、浦和競馬場は昼間競馬。南関東4場それぞれで、バラエティーに富んだ競馬が楽しめますよ!!!
7000勝を飾って国内記録を目指している大井の帝王・的場文男騎手も、4場のどこかにはほぼ毎日いますし(笑)。あと2ヶ月で61歳(9月7日がお誕生日)となる的場騎手、暑さに負けず元気に騎乗を続けています!
この大井開催は南関東クラシック3冠目にあたるジャパンダートダービー(大井・2000m)が、中央、他地区勢をお迎えして行われます。
南関東からも、東京ダービー馬ヒガシウィルウィン(船橋・佐藤賢二厩舎)、羽田盃馬キャプテンキング(大井・的場直之厩舎)と頼もしい馬たちが出走。
ヒガシウィルウィンの佐藤調教師は、「砂をかぶってもどんな競馬でもできるセンスの高い馬。中央馬が入っても力差はないと思って送り出したい」と力が入ります。
的場騎手がコンビを組むディープスカイ産駒のブラウンレガート(大井・阪本一栄厩舎)は、唯一の大井生え抜き馬。無冠ですが、デビューからワイド圏内を外したことがなく、どんな相手とでも高いレベルで戦ってきました。間隔があいた前走より状態もアップ中。
「ある程度は前につけたいから、この枠(7枠11番)は、内すぎるより自分の自由なところで競馬がしやすいからよかったと思う。大井生え抜き馬の意地を見せたい」(阪本調教師)。
さて、リスタートの主役でもある、美浦の加藤和宏厩舎の卒業生キャプテンキングに話題を移しましょう。
東京ダービーはスタートがイマイチで位置を取るまでに挟まれるなどスムーズな競馬ができず、勝負所でも羽田盃では反応できたところで反応ができなかったそうです。それでも2着をキープできたことは力のある証。東京ダービーの悔しさをジャパンダートダービーで晴らそうと、関係者一丸となり懸命に取り組んできました。
最終追い切りに騎乗しレースでもコンビを組む大井のリーディング矢野貴之騎手は、「今までで一番いい感じですね。ムキにならずにいい反応で、前向きに走ってくれています。中央での実績からもヒケは取らないと思いますし、頑張りたいです」とのこと。
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キャプテンキングはまだ子供っぽいところはあるそうですが、馬房での雰囲気はたっぷりです
中央時代は後方からの競馬が続きましたが、今は中団から前のポジション。久しぶりに中央勢の中に入ってどんな競馬を見せるのでしょうか?!
東京ダービーの悔しさをぶつけて欲しいです!
あくまでも参考までですが、東京ダービーを惜しくも破れてジャパンダートダービーを制した代表馬と言えば、のちに地方競馬の総大将となり、今は種牡馬となって感動を与え続けているフリオーソがいます!
次は7月24日(月)にお会いしましょう!