◆高配当を獲りにいくために手広く攻める!
井崎 2着のマイネルフロストと3着のソールインパクトはあるのに、今度は1番人気のゼーヴィントがヌケ! でも、4頭残しでこの結果なら、わりと誇ってもいいんじゃない?
須田 いやいや井崎センセイ、勝ち馬が「消し」なんだからそれはダメでしょ(笑)。攻めの姿勢は良かったと思いますが、やっぱり結果がともなわないことには……。
井崎 ちょっとくらい褒めてくれてもいいじゃないか、ケチだなあ(笑)。まあ、今週の函館記念はコレの二の舞にならないように、絞らずに手広く取る方針にしてみたぞ。
須田 少頭数ならばともかく、フルゲートのハンデ戦で4頭しか残さないのは、さすがに攻めすぎですよ。今回のように、6〜7頭残しでちょうどいいんじゃないでしょうか。
井崎 う〜ん、そのへんのバランスが難しいんだよなあ。でも、今年の函館記念は混戦模様だと思うし、高配当を獲りにいくためにも、手広く攻めたほうがいいと思うぞ。
須田 しかしセンセイ、「残った馬」のラインナップが、さすがに内に偏りすぎではないかと。10番のステイインシアトルが残っていますが、それ以外は全滅じゃないですか。
井崎 いやあ、ここまで極端な結果になるとは、我ながらびっくりだよ(笑)。外枠の成績が露骨に悪いからそこは絞りに行ったんだけど、4〜5枠までほぼ消えるとはねえ。
須田 そうそう、マイネルミラノの「消し」は気になりましたね。逃げ馬で、しかも昨年の勝ち馬ですよ? ハンデ58キロといえども、軽くは扱えない1頭のような……。
井崎 でもさ、昨年の56キロから2キロ増は絶対にキツいだろ。重いハンデを背負う側が極端に強いというレースでもないし、そう簡単にはいかない気がするんだよなあ。
須田 あとは、サトノアレスとステイインシアトルを残した7頭ボックスだと、トリガミになる可能性もゼロではないですよ。これなら、軸を取って流したほうがいいのでは?
井崎 こんなに黒星を量産している人間が、7頭から正解を選び出せるワケがないだろう(笑)。人気馬がそこまでアテになるとも思えないし、ここはボックスが正解だよ。
須田 おお、言い切りましたね(笑)。ならばこの7頭で、下半期で初となる白星ゲットをキッチリ決めていただきましょうか。どんな結果が出るか、本当に楽しみですよ。
☆01番サトノアレス
☆02番ダンツプリウス
☆03番ナリタハリケーン
☆04番ケイティープライド
☆05番レッドソロモン
☆06番アングライフェン
☆10番ステイインシアトル
・前走4着以下のハンデ57.5キロ以上馬
※函館過去9回[0-0-0-8]
●2016年該当馬→トーセンレーヴ(10着)
○2017年該当馬→マイネルミラノ
・6〜8枠に入った、ハンデ55キロ以下馬
※函館過去9回[0-0-0-28]
●2016年該当馬→ネオリアリズム(6着)、オツウ(14着)、ファントムライト(15着)、フェイマスエンド(16着)
○2017年該当馬→ルミナスウォリアー、パリカラノテガミ、ヤマカツライデン
・大外に入った馬
※函館過去9回[0-0-0-9]
●2016年該当馬→ファントムライト(15着)
○2017年該当馬→サクラアンプルール
・前走マイルG1組をのぞく、前走13着以下馬
※函館過去9回[0-0-0-19]
●2016年該当馬→トゥインクル(8着)、トーセンレーヴ(10着)、ダービーフィズ(11着)、ファントムライト(15着)
○2017年該当馬→カムフィー、タマモベストプレイ、ヤマカツライデン、サクラアンプルール
・前走エプソムC組をのぞく、前走単オッズ10倍以上の関東馬
※函館過去9回[0-1-0-30]
●2016年該当馬→ホッコーブレーヴ(7着)
○2017年該当馬→スーパームーン、ツクバアズマオー、ルミナスウォリアー、パリカラノテガミ、サクラアンプルール
2016年残った馬→マイネルミラノ、ケイティープライド、ツクバアズマオー、マデイラ、バイガエシ、レッドレイヴン、マイネルフロスト、マテンロウボス
【2016年結果】
1着:マイネルミラノ(○)
2着:ケイティープライド(○)
3着:ツクバアズマオー(○)
2017年下半期[星取り表]:●●