着差以上の強さを感じさせたディアドラ、そして今週は3日間開催
◆阪神でローズSが行われますが台風の心配も…
朝・晩と肌寒さも感じる季節となりましたね。
こういった季節の変わり目は、何かと体調を崩しやすい時。お互い、気をつけて過ごしましょうね…。
さて先週の競馬ですが、着差以上の強さを感じ本番に向けて楽しみが広がったのが、紫苑Sを制したディアドラ。
開幕週の馬場で外を回っての内容は改めて強さを感じるものでしたし、休みなく走り続け北海道→栗東→中山と遠征した上で+12キロと馬体を戻していた点も、この馬のタフさを感じさせるものでした。
秋華賞、輸送がない状況で迎えられる点はプラスですが、夏を休ませて挑む馬たちの方がフレッシュさや成長度などアドバンテージも大きいゆえ、そのあたりがどうでるか?当日のケハイが最も重要な1頭となるでしょう。
そしてこのコラムでも取り上げたセントウルSですが、本番に向けて楽しみが広がったのが、3着となったダンスディレクター。
休み明けの中でもゲートを五分にきれましたし、叩かれてよくなりそうな体つきにも思え、本番に向けては良い前哨戦となったきがします。
そして話題を海外に。日曜日の深夜フランスで行われた凱旋門賞に向けてのサトノダイヤモンドのレースですが、こちらはかなり残念な結果となってしまいましたね。
前哨戦の位置づけゆえ結果よりも内容重視ではあるのですが、その内容に次に向けて楽しみが膨らむものがなく、逆に初めて後ろからさされてしまう状況下に精神面での心配も。と同時に、ゴール前では馬自体がブレーキをかけているような脚の運びをしており、状態そのものも心配になるものでした。
馬場がかなり重く、スタート直後から塊が飛んでいるのが分かる状況ではありましたが、馬場のせいだけにはできないものがあると感じ、とにかく無事であることと前哨戦より上向いた状態で凱旋門賞へと向かってほしいと願うばかりです。
さぁそして今週は3日間開催。
日曜日には阪神でローズSが行われますが、台風の心配も。
それによって馬場状態も変化しますから、現時点での予想と馬券の買い方は別物となりうる可能性も。
中間、栗東トレセンで見たケハイ良好馬としては、カラクレナイ・モズカッチャン・レーヌミノル・メイズオブオナー、ミリッサでした。特にカラクレナイにおいては距離の不安はありますが、コーナー2つですのでクリアできそうな気もし、アナドレナイ気がします。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。