◆負担の少ない形での勝利に価値を感じました
寒くなってきましたね〜。
冷え性+年齢を重ねる毎に寒さが骨身にしみるようになり、衰えを感じます。もうそろそろ体質改善に努めないと、50代60代で苦労してしまいそうな予感もあり、ヨガスクールに申し込み週1のペースで励んでおります。
現在も多くの騎手がヨガを取り入れていますが、身体各部の独立を基本とする乗馬とヨガは通じるものがある気がし、ヨガの良さを再確認している今日この頃です。
さてプライベート話はこのあたりにしまして、先週のアルゼンチン共和国杯、スワーヴリチャード強かったですね。しかも初コンビとなったM・デムーロ騎手が見事な折り合いをつけての内容。
斤量を考えても強さを感じましたし、回復を待っての間隔があいた中での休み明け緒戦を、こういった負担の少ない形で勝利できたことも価値を感じました。
それにしてもレイデオロもスワーヴリチャードも、秋緒戦の内容が非常に素晴しく次走に繋がる走り。馬や牧場や騎手、そして陣営の手腕を感じるものでした。
さて今週は好メンバーの揃ったエリザベス女王杯となります。追いきりの動きが目立ったのはヴィブロス。バネのある、弾むようなフットワークは素晴しいの一言。
担当の安田助手も、「この馬の良さはバネ。それを大切にしながら、より強さが増すようなイメージで乗ってきましたが、だいぶ良いですね」と明るい表情。
また前走においては、「国内では負けられない気持ちだったので、しっかり作って挑みました。結果は負けちゃいましたけど…でも内容は悪くなかったですし、やはり1回使ったことで体の張りも出て、動きが大きくなり、上積みを感じます」と、確実に状態アップしているようです。
また同じような話がきけたのがディアドラ。使いづめではありますが、「状態キープといったところではあるけど、トモのかえりは前回より良くなっている」と込山助手。
こちらは良い意味で普段はスイッチオフ状態のボ〜ッとした様子なので、レースにおけるストレスや疲れなどは心配しなくていいように思えます。また距離が延びる点もプラスですし、見せ場のあるレースをしそうな予感がします。印においては、もう少し考えて結論をだそうと思います。
それでは皆さん、週末は競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。