ダノンプレミアム、負荷は軽いが動きの印象は完璧
先週のウマい馬券。やっぱりG1レースが◎○▲の順で決まるとうれしいものです。そのくせ回収金額が少ないやん、と思われるかも知れません。確かにその通りです(笑)。正直、◎ラッキーライラックに関しては1着への自信度はかなり高かったので、競馬予想TV!では「単勝10000円」という買い目になりました。しかし、その相手を○リリーノーブルと▲マウレアで固定できるほどの自信はなく。思い切りがないと、回収金額を上げることができない、それを象徴するようなレースでもありました。
しかし、1番人気だったロックディスタウンを無印にできたことは回収には表れない、大きな意味を持つことだと自己評価しています。今秋のG1レースではジャパンCのキタサンブラックなど、1番人気を無印にすることが多くなっていますが、それぞれにきちんとした「客観的な調教評価」による理由があります。ですから、これは今後も継続することで、ウマい馬券を見てくださる方のお役に立てるように頑張りたいと思います。
【朝日杯FS/ダノンプレミアム】
前走のパフォーマンスを見ると、もう逆らいようのない本命。そんな印象も受けますが、それをさらに強固なものにした1週前追い切り。CWコースでフロンティア含めた3頭併せでしたが、重賞ウイナーを楽々と交わし去っていく瞬発力にはある種、ため息が出たくらい。それだけに最後の追い切りはどんな感じだろうと注目していました。
1回目のハローが終了したCWコースの追い切りが集中した時間帯から少しずれた頃に川田将雅騎手を背に入場。向正面までキャンターしたところで、一旦歩くスピードに落ち、そこから再びエンジンをかけての追い切り。5Fから4Fが18秒くらいだったので、正味4F追い切り。動きが素晴らしかったのは当然ですが、追い切りの負荷としては前走時よりかなり軽くなっています。この判断が難しいところですが、主観的な動きの印象としては完璧です。

ダノンプレミアムの動きの印象は完璧(12月13日撮影)
【朝日杯FS/ダノンスマッシュ】
前走は稍重とはいえ、現地でレースを観戦した方ならお分かりのように、半端ない降水量。発表以上に悪い馬場だったと思いますが、それを上がり34.2秒で楽勝するのですから、この馬自身のポテンシャルは相当と感じました。
ゆえに前走ですでに完成かと思いきや、一旦放牧へ出て、帰厩した今回の方が走りに余裕が出て、脚のたまり方が前走以上。つまり道中に無駄のない走りができるからこそ、素晴らしい動きを見せると思いますが、最終追い切りでもしっかりそんな動きができました。調教から見る感じでは、初めてのマイル戦も全く問題ないでしょう。あとは実戦でどうかというところだけ。
【朝日杯FS/フロンティア】
ダノンプレミアムの項で書きましたが、1週前追い切りは遅れ。しかし、この馬の動きが悪かったわけではなく、相手が動きすぎているだけです。この馬なりには順調に追い切りが消化できており、まったく問題ありません。
むしろ少しレース間隔があいた前走を叩いての上積みを期待したいところ。最終追い切りはCWコースで岩田康誠騎手が跨って、単走での追い切り。前走時に比べると時計が遅くなった点は今回の方が仕上がり順調だからと判断したいところ。あとは新馬戦と新潟2歳Sの最終追い切りは栗東坂路だったので、この客観的な調教場所の違いをどのように判断するかでしょう。

フロンティアは調教場所の違いをどのように判断するか(12月13日撮影)
【朝日杯FS/アサクサゲンキ】
前走京王杯2歳Sは先行するレースで後続の目標になったこともあり3着。音無秀孝調教師は「もう少し後ろからレースをしてほしかった」と振り返りますが、それまで芝では1200mの経験しかなかったわけで、よく3着に粘ったと評価する方が先のような気がします。
前走後は一旦放牧。そんなこともあり、調教量としてはさほど多くありません。1週前追い切りは栗東坂路4F52.0秒でしたが、終いが13.2秒。一杯に追われていたことを思えば、少し物足りない数字です。しかし最終追い切りはなかなか秀逸。4F51.5秒と自己ベストタイの時計をマークしつつ、4F目は12.9秒と踏ん張りました。ただ上位争いするイメージはできても、そこで勝ち負けに参加しているかどうかは微妙な気がします。

アサクサゲンキの最終追い切りはなかなか秀逸だが…(12月12日撮影)
【朝日杯FS/カシアス】
デビュー前に栗東で調整して、函館競馬場へ移動したという経験はありますが、中間の調教をすべて栗東で行ったのは前走が初めて。そこでどんな内容の仕上げをしてくるか注目していましたが、中間は栗東坂路、1週前と最終追い切りはCWコースというパターン。それで2着という結果ですから、今回も同様かと思っていました。
しかし今回は1週前追い切りはCWでしたが、最終追い切りは坂路。これは先週の追い切りで終いが物足りない動きだったことが影響しているかも知れません。そう考えると、13日の最終追いは4F目12.2秒で終いしっかり。ただ全体時計は54.6秒と遅く、前半をゆっくりいけば、終いも伸びるイメージ。この動きだけ見ていると、なかなかマイルへの距離延長がプラスに働くとは思えません。

最終追い切りは坂路で行ったカシアス(12月12日撮影)
◆次走要注意
・12/9 2歳新馬【ツヅミモン】(1人1着)
持ったままの手応えで直線を迎えるも、最後はハナ差凌ぐ危うい勝ち方。しかし追い出しが遅くなれば、あの形も仕方ないわけで、急坂の途中で仕掛けられてもそんなにすぐに脚を使えません。それでも抜かれないところがこの馬の素質。次も中山芝1600mなら重賞でも好勝負でしょう。
[メモ登録用コメント] [フェアリーS]最終追い切りラスト1F最速ラップなら勝ち負け
◆今週の追い切り特報
・3歳上500万下【ライデンバローズ】
二桁着順が続いて、今回が一気の距離延長。これに対応すべく初ブリンカーを着用しましたが、この効果が絶大。サウンズオブアースとの併せ馬でも集中して走れているので、最後まで追い抜かせません。有馬記念に出走する超格上相手にこの動きなら、レースで逃げることができれば、後続に抜かれることはないはず。
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