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デビュー4年目を迎えた野中悠太郎騎手が、アイルランドに長期遠征することが決まりました。遠征期間は、週明け3月19日から10月末までを予定。
野中騎手は兄弟子の丸山元気騎手、妹弟子の藤田菜七子騎手と共に根本康広厩舎(美浦)に所属。“厩舎3人弟子”の次兄として切磋琢磨してきました。
海外遠征を意識したのは、昨年6月にフランスのシャンティイ競馬場で行われた、若手騎手招待競走にJRA代表として参加したことだったと言います(2着/14頭)。
「以前から海外に行ってみたいと思っていたのですが、昨年、フランスの招待競走に参加させていただいて、その気持ちをより強くしました。帰ってきてすぐに根本先生に“海外に行きたいです”とご相談し、ビザの関係でこのタイミングになったのですが、いよいよ実現することができそうです。
海外の競馬を実際に目で見て体感し、しっかり学んで来ると共に、馬文化の違うヨーロッパの環境の中で、改めて“馬”についても基本的なことから知っていきたいと思います」と、決意を語りました。
アイルランドでの受け入れ先は、ジョニー・ムルタ厩舎。
ムルタ師はジョッキー時代、シンダーの主戦として英ダービー、愛ダービー、凱旋門賞などを制するなど活躍。2011年のワールドスーパージョッキーズシリーズで総合優勝し、日本の競馬ファンの前でもその姿を披露しています。
遠征期間中「netkeiba.com」にて、野中騎手の連載コラムを配信します。
タイトルは『キャリアアップ』。
これまで「netkeiba.com」では、
小崎綾也騎手(終了)と
坂井瑠星騎手(連載中)のオーストラリア遠征記をお届けしてきました。
今度は場所が変わってヨーロッパ。野中騎手の日々の奮闘と、ヨーロッパの歴史ある競馬文化をお届けしていきます。
コラムは隔週木曜の18時掲載で、初回は29日を予定。どうぞご期待ください!